リコリス・リコイル7話

リコリス・リコイル 第7話「Time will tell」
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 突然のミズキのオーラに、新手の急展開かと身構えてしまった(笑)。そんな感じで7話です。

 真島と接触したチサトとタキナ。リコリス本部で真島の似顔絵を書くものの……まさか二人共絵が苦手だったとは。や、チサトのは何となく面影があるような気がしないでもないけど(笑)。にしても、今後、これを受けて本当に絵もリコリスの必修科目になっていたらどうしよう。

 真島サイドは水面下で色々と動いているみたいですね。DA及びチサトを狙って準備中といった感じか。てか、何だかんだでロボ太といいコンビみたいになって来てますね。

 また、今回は真島がアランチルドレンである事、さらには10年前に電波塔を折った張本人だった事が判明。や、アランチルドレンの「役割」の事を考えると、真島の行動理念もその「役割」に縛られてると考える事が出来そうですね。うーん、そう思うと真島も(同情は出来ませんが)結構悲しい存在なのかも。

 それにしても、真島の回想からするとチサトは10年前から非殺傷を貫いていたんですね。うーん、これ案外チサトは一度も殺しをしていない可能性もありそう?

 そのチサトサイド。早とちりから先生を尾行して──ついに自分を救ってくれた相手=吉松と邂逅。純粋に喜んでいるチサトと、その才能を活かしてしない彼女に複雑な感情を見せる吉松、何ともぎこちない再会になってましたね。チサトからしたら吉松のそっけない対応にやや面食らった感じかな。

 結果的に先生にはずっと嘘をつかれていたわけですが、チサトは特に怒るでもなくむしろ落ち込む先生を慰めてましたね。こういうところはすごく「らしい」な、と。とはいえ、喫茶店へ遅れていったことを考えると、さすがに(吉松の件を)何かしら思うところはあった様子。や、まあ、単純に寝坊した可能性もあるけど(笑)。
 
 今回はこの辺で。いよいよ真島が大きく動いてきそうですね。何をしでかすのか、そしてチサト達はどう立ち向かっていくのか、次も楽しみです。

 おまけ……「君は──」「お前は──」「「何者だ」」チサトと真島の台詞。二人の表情といい言い方といい、何だか凄く印象的でした。

 おまけ2……チサトの心臓の件は電波塔事件の前なのか後なのか、ちょっと気になります。

 おまけ3……ここまで味方サイドが(一連の事件の)黒幕と近いのは何だか不思議な感じですね。