ハイスピードエトワール1話

ハイスピードエトワール 第1話「富士の空の下で」
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 24年春アニメ感想第2段「ハイスピードエトワール」です。こちらも前情報はほぼなし。レースを題材にしたオリジナルアニメということだけは知ってました。

 ハイパーという新たなエネルギーがある世界で、そのハイパーを用いたマシンでレースをするネクスレースが人気を博している、と。……うん、サイバーフォーミュラだ、これ(笑)。AI搭載、ブーストあり等、サイバーを知ってる人からしたらどうしても意識せざるを得ないですね。

 で、これはある意味でオタクの悪い所かもしれませんが、どうしても比較してしまう部分はあって……サイバー(特にOVA以降)のスピード感を知ってしまうとやや物足りないというのは本音ですね。まあ、制作サイドとしても意識されるのは織り込んでいると思うので、これからどういった方向にいくのかが楽しみではあります。

 1話は完全に序章というか第0話的な立ち位置だったので現時点では何ともいえないのですが、レースが始まって5年、絶対的な王者がいて、それに追いすがるクイーンがいる状況。引退を決めたレーサーの意思を継ぐ者や、新たなる挑戦者としてバレエ出身の主人公・リンの登場──次回以降それぞれのキャラに焦点があたってからが本番になりそうな印象ですね。現状、雰囲気も明るい感じなので、そこまで重い展開にはならなそう? 何にせよこれからが楽しみです。