色づく世界の明日から11話

色づく世界の明日から 第11話「欠けていく月」
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 「月白さんが自信満々な時ほど不安になるのはなぜでしょうね」←ひどい言われようだ^^; そんな感じで11話です。

 とりあえず、感想を書く前に──すみません、その……ですね…10話の感想から約1年半経ってます^^; や、一度タイミングを逃すとダメですね。「いつか見よう」と思いながら、気がつけばこんなに期間が開いてしまいました。一応自分の感想を確認したり、少し見返したのでストーリは覚えているはず(笑)。

 ヒトミちゃんやあさぎちゃんが前向きになって、ユイト君も絵を続けることを決めて──部全体が良い雰囲気の中で、ついに「タイムリミット」が近づいてきた感じですね。うーん、「歴史修正力」とか出てきたので、これはやっぱりヒトミちゃんはどうあっても未来に戻ることになりそうかな。

 にしても、放っておいたら「時のあわい」に閉じ込められるのを分かったうえで、しかもそれを過去の自分になんとかさせようする未来のおばあちゃんは、なかなかスパルタなんじゃないかな(笑)。まあ、「大丈夫」という確信はあったのだろうけど。そういえば、今回1話の冒頭も見返したのだけど、花火を見つめるコハクおばあちゃんがどこか切なそうな表情をしていた事が気になりました。「花火」が何かしら(今後の展開に)意味を持つ可能性もありそう?

 とまあ、それはともかく。未来の自分から無理難題を押し付けられた(笑)コハクちゃん。いつも天真爛漫な彼女も不安を感じないわけではないというのは、当然といえば当然ですね。色々と必死さが伝わってくる展開でした。また、そんなコハクちゃんとおばあちゃんの掛け合いが良かったですね。深刻さを感じさせない軽い口調と、でも孫に対する確かな思いやりを感じさせる、そんなやり取りだったかと。

 ヒトミちゃんを未来に返す話を聞いた部のメンバー。部長が真っ先に協力を申しでるのはすごく「らしい」ですよね。色々と思うところはあるだろうに、ほんと男前だなぁ。後、あさぎちゃんと千草くんが言い争いになりかけた時に「その辺でやめとけ千草」と仲裁に入るのが格好良すぎる(笑)。

 今回の感想はこの辺で。残り2話、果たしてどうなるのか。次も楽しみです。 

 おまけ……「無理、じゃなくて私も頑張ります」あさぎちゃんの台詞。いやー、もうかわいい(笑)。少しずつだけど、前向きに──彼女の成長を感じさせる台詞だったかと。あとかわいい。

 おまけ2……「そんなんで大丈夫なの?」「だって、心配じゃん?」「みんな平気なわけないじゃん? 泣けば解決すんの?」 千草くんの台詞。こういう言いにくい事をズバッと発言するのが千草くんのいい所でもあるよなぁと。まあ、空気を読まないとも言うけど^^;