ゾイドワイルドZERO30話

ゾイドワイルドZERO 第30話「ネオゼネバスシティの戦い」
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 両脇を抑えられながら登場のメルビル少尉(ハンナ真皇帝)←どう見ても皇帝陛下に対する態度じゃないよなぁ^^; そんな感じで30話です。

 凄くいまさらだけど、シーガルがわざわざ真帝国を作ろうとしてる理由ってなんだろう? 独断で行動した作戦(ジェノスピノの件)の失敗の責任を取らされた腹いせ? それとも前々から謀反的な事を考えていたのかな。メルビル少尉の血筋の事を考えると前から計画していた気もしますが……てか、仮に「腹いせ」だったら、ちょっと情けないですしね^^;

 で、そうなると最初に戻ってその「理由」はという事になるわけで……やっぱり単純な野心なのかな。個人的にはメルビル側の親族と関係があるのかも?と思っていたのだけど、現状だとそういう描写もないですしね……嫌いな人物ではないので、もう少し掘り下げがほしいところです。

 とまあ、それはともかく戦闘シーン。海中で姿を消してからの展開が面白かったですね。全体の緊張感が高まる中での奇襲。(今までが正面突破だったこともあって)思わず「ああ、そうくるのか!」となりました。あと、わかってはいたけど、ライダーがランド博士なので荷電粒子砲をバンバン撃とうとしますね。まあ、ランド博士に「遠慮」という言葉があるとは思えないので(笑)、当然といえば当然なのだけど^^; 

 一方で、今回の連合サイドはギレル少佐以外の活躍もありましたね。ディアス中佐とバーンのタッグが良かった。フォックス達が入れ替わり立ち替わり攻撃するシーンが好きですね。カメラアングルも含めてカッコイイ。あと、追いかけてくるオメガレックスから逃げるシーンも結構好きかも。なんだかゲームっぽい。アクションゲームのボスみたいな動きだったかと(笑)。

 にしても、まさか2話で登場したシェル軍曹、バーンと因縁のあるノックス大尉が再び登場するとは思ってなかったですね。うん、その……「誰だっけ?」ってなったのは自分だけじゃないはず(笑)。ただまあ、思い返すとシェル軍曹は2話にしてライガーの必殺技をはねのけていたし、ノックス大尉はバーンをあと一歩まで追い詰めていたので、優秀な人達ではあるんでしょうね。

 そして、我らがリュック隊長も久々に登場。「ヤツをGキャノンの狙える場所へおびきだすぞ」「了解」の掛け合いは完全に部隊の「隊長」でしたね(笑)。帝国軍人だけでなく共和国の軍人・しかも中佐、そして民間の傭兵まで従える(いや、従えてはいないけど笑)とは、さすがリュック隊長です。

 最後はレオに託されたGキャノンがさく裂してオメガレックスを撃退。わりとあっさり決着が着きましたね。正直な所をいうと、決戦としてはやや物足りないと思った部分もあります。レオ的にはただ撃っただけですしね。(荷電粒子砲との)撃ち合いになる等、もう少し熱くなるような展開が欲しかったです。まあ、オメガレックスがこれで終わるとは思わないので、その辺りは今後に期待です。

 次は王宮内での話かな。シーガルとは決着が着きそうな気配ですね。あと、メルビル少尉がどうなるのかも気になります。どんな展開になるのか次も楽しみです。

 おまけ……オメガレックスがあの大穴をどうやって上ってきたのか気になります(笑)。

 おまけ2……「帝国軍から通信。2時の方角~~」ディアス中佐の台詞。ちゃんと帝国も協力しているんだと感じられるシーンだったかと。

 おまけ3……「惑星Ziでも大きな戦いがあったんだろうな」おまけコーナーでの台詞。思わず無印ゾイドを思い出すというか……あの時見た世界と繋がっているんだと感じられて、なんだか感慨深い気分になりました。