ゾイドワイルドZERO26話

ゾイドワイルドZERO 第26話「消えたオメガレックス」
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 部隊行動するスナイプテラもカッコいいな。そんな感じで26話です。

 今回はオメガレックスを巡るそれぞれの立ち位置が明確になってきた感じですね。構図としてはランド博士&シーガル元准将VS帝国・共和国(+レオ達)の連合軍といった所か。気になるの連合内での帝国サイドの動きですね。ジェノスピノの件があるからか、どうも共和国側に強く出れない様子。そんな状況で、やや頑ななシェリー大佐の存在が「不協和音」を生みそうなんですよね……。

 また、帝国サイドの司令官にあたる人物が明確じゃないこと(会議にいた誰かがやるのかなとは思ってますが)も気になっていたりします。これまでの流れを見てると帝国は一枚岩とは言い難いですしね。下手をすると連合が分裂、なんて展開も……? や、でも、案外ギレル少佐が指揮官として覚醒する可能性もあるかもですが。それはそれで見たいような、やっぱり現場で暴れている姿も見たいような……(笑)。

 とまあ、それはともかく。ここにきてレオとリュック隊長が行動を共に。レオの「リュック隊長」呼びも良かったし、レオ庇ったことを「軍人としてとるべき行動」「礼にはおよばん」というリュック隊長が格好良かった。いやー、二人の掛け合いはニヤニヤしっぱなしでしたね^^; レオも冷静さを取り戻してましたし、意外といいコンビになるんじゃないかな。てか、なってほしい(笑)。

 一方で、アルドリッチとスピーゲル(ドライパンサーのライダー)は完全にランド博士側についたようですね。どこでも楽しそうな(笑)アルドリッチはともかくとして、スピーゲルはこれまであまりスポットが当たってないので、どういう人物なのか今後の活躍が楽しみです。

 予告にもあった新型ゾイドはソニックバードと言うんですね。なかなか格好良かった。バードという名前通りこれまでの飛行ゾイドより鳥っぽい。で、ライダーはまさかのジェイク。てっきりスカウトでもされたのかと思ったら、自分から志願したんですね。そして早くも命令違反という(笑)。命令違反常習ギレル少佐といい、勝手にサリーを逃がしたメルビル少尉といい、飛行ゾイド乗りは問題児ばかりなんじゃ……^^;

 ラストはランド博士が若返り。まさかの展開すぎて「いやいや、待て待て待て待てッ」なりましたね^^; まあ、思えばOPで若い姿が見えていたんだけど、何かの示唆ではなく物理的に若返るとは……。はたして今回の若返りがどういう意味を持つのか今後が気になります。

 次はガトリングフォックスがメインかな。最近やや影が薄いので(笑)、ぜひともすごい活躍を見てみたいですね。楽しみです。

 おまけ……「責任は自分にあります」「これを彼女に返してやってくれ」リュック隊長の台詞。軍人としての責任と、任務を離れたところで見せる人柄──(そういう描写はないけど)きっと部下に慕われているんだろうなぁと、そう感じさせる台詞でした。

 おまけ2……「てっきり見捨てられたかと思ったぜ」アルドリッチの台詞。たぶん、結構な人がそう思ってたんじゃないかなぁ^^;