ゾイドワイルドZERO24話

ゾイドワイルドZERO 第24話「全身兵器! オメガレックス起動!」
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 (サリーとギレル少佐)まさかの同室に笑った^^; そんな感じで24話です。

 短いながらもそれぞれの人物にスポットがあたり、より群雄劇に近い展開になってきましたね。いやー、わくわくする(笑)。個人的にはシーガル准将と皇帝陛下のやり取りが好きですね。准将による「宣戦布告」は彼なりの矜持を感じられましたし、皇帝は皇帝で前話でギレル中尉(当時)を振り回してた人(笑)とは別人のようでした。責任のある皇帝としての「顔」を見た気がします。

 また、メルビル少尉の事情の一端も少し。ランド博士に拾われて「父」としても慕っているという感じか。さらに何やら大変そうな事情も……? なんにせよ、ランド博士の実の娘であるサリーに対して色々と複雑な思いがある様子。ランド博士の「サリーは今の私には必要ない」という台詞に何を思ったのか……。まあ、それでもサリーを逃がすあたり、生来の人の好さを感じますが(笑)。

 と、それはともかく。帝国と共和国が合流して盛り上がっていく中、今回やや暴走気味だったのがサリーとレオでしたね。サリーはその真面目さが裏目に出た感じですが、レオの方は若干印象が悪いというか……ギレル少佐への言葉やその後の態度は完全に「八つ当たり」でしたしね。まあ、それだけ冷静じゃいられないという事ではあるのだろうけど。

 正直な所を言うと、レオがその暴走状態のまま突っ走って、それでも何とかしてしまう展開にちょっと「うぬぬ」となった部分はあります^^;  とはいえ、サリー救出の際に「今、一番大切なのはサリー自身だよ」と言えてしまうのはやっぱり格好いいですね(笑)。

 ついにオメガレックスが起動。乗るのはメルビル少尉なのか。ジェノスピノの件を考えるとちょっと不安になるけど……果たしてどんな展開になるのか、次も楽しみです。

 おまけ……「責めているのではない。事実を確認しているだけだ」シーガル准将の台詞。何か思うところがあっての発言なのか、また本当に責めているわけじゃないのかも謎ですが、なんだかすごく印象に残っているシーンです。

 おまけ2……作戦室にしれっとリュック隊長がいるのにちょっと笑った^^;