ID:INVADED8話

id:INVADED 第8話「DESERTIFIED 砂の世界」
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 アナイド、テンション高いな^^; そんな感じで8話です。

 飛鳥井木記について詳細が判明。タイマン射殺後に百貫に救出されたものの、3か月後に失踪。さらにその際に謎の「看護師昏睡事件」が起きている、と。小学生から不登校で色々と問題が多かったみたいですね。ただ、性格自体は悪くなかった? 序盤のレポートに「妄想」云々あるのも意味深です。うーん、やっぱり「カエルちゃん」とかかわりがあるのかな。少なくてもキーパーソンではてありそうです。

 その辺りは最後に書くとして──今回はついにサカイドとアナイド、二人の探偵の邂逅が。いやー、本来相容れないはずの二人がイド内では「それなりにうまくやっている」というのがなんともいえない気分になりますね。イド内の名探偵の性格がどれくらいパイロット本人と同じなのかは不明だけど、今回の話を見ているとアナイドが連続殺人犯であることを忘れそうになる部分も……あるいは、だからこそジョン・ウォーカーの影響がそれだけ大きかった(可能性がある)という事なのかもですが。

 探偵としてのアナイドは精神論に理屈をつけているような感じなのかな。推理とはちょっと違った雰囲気ですね。一方でサカイドは今回探偵役が二人になった(話す相手が出来た)こともあってかこれまで以上に探偵っぽく見えました。 

 にしても、今回は割とギャグっぽい雰囲気というか、ちょっと笑ってしまう要素もちらほらあった印象です。個人的には東郷さんの「力を合わせて頑張ってください」に吹きそうになったり(笑)。いやまあ、他に言いようはないんだけど^^; 

 ラストはサカイドが謎のイド内へ入り、同時に百貫が「全部罠だ!」と叫んだところで次回へ。や、わかってはいたけど完全に続きましたね。続きが凄く気になる(笑)。

 さて、それはそうと情報整理を。百貫が叫んだとおり色々と「罠」っぽいですよね。で、気になるのは「どこからが罠」だったのかと、そもそも「何のための罠なのか」という事。ナリヒサゴのイド内に飛鳥井木記へのコクピットがあったことは罠? それとも今回のコクピットが罠? なんとなくだけど、1回目のコクピットは罠じゃない気もするんですよね。むしろその状況を利用されたんじゃないかなと。

 そもそも今回のイドが百貫のイドかどうかがも微妙ですし……案外誰かが意図的に作ったイドの可能性もありそうです。また局長の言った「彼のイドにもコクピットがあるはず」もその根拠が良くわからないですし……。

 もう一つの「何のための罠なのか(その目的等)」は現状だとまだ不明ですね。おそらく知られたくない何かがあって、百貫および井戸端に妨害をかけているんだとは思うけれど……。

 ここからは妄想タイム(笑)。もし仮に飛鳥井木記=カエルちゃんだったらどうだろうと考えてみた。カエルちゃん=何かを伝えようとするメッセンジャー的な扱われ方をしてる部分があるので、各イドでの「役割」とは別にカエルちゃん自身に伝えたい事(ジョン・ウォーカーの事など)があるんじゃないかな。

 で、イド内で何度も接触をくりかえした結果サカイド(ナリヒサゴ)とカエルちゃんに繋がりができ、それが(現在もなお更新中の)ナリヒサゴのイド内でコクピットという形で現れたのが7話だった、と。ちなみに個人的には8話のコクピットはフェイクで、今頃ヒジリイドちゃんが色々と「真実」を知っている(ただし帰り方がわからない)んじゃないかなと思っていたり。まあ、実際のところはわかりませんが^^;

 長くなってきたのでこの辺で。1クールみたいなので、これから怒涛の展開がきそうですね。どうなっていくのか、そしてどういう結末を迎えるのか今後も楽しみです。