ID:INVADED4話

イド:インヴェイデッド 第4話「EXTENDED 燃えさかるビルの世界」
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 アナイドの名称に笑ってしまった^^; そんな感じで4話です。

 アナイドが名探偵候補(?)になった事でいくつかわかった事が。まずはカエルちゃんのビジュアル。サカイドがイドに潜ってるから「あの姿」なのではなく、どちらにも共通しているみたいですね。要はシステムが見せている姿という事かな。

 また、アナイドも同じように記憶を失っており、同時に名探偵としての「役割」だけは認識している状況なのが気になります。これはそういう決まりなのか、それとも外部(百貫たち)で設定できるのか……。もし最初から「そういう設定(記憶がなく目的だけを持った名探偵が事件の謎を解くという)」前提のシステムだとしたら、あまりに出来すぎていて、逆にあやしいよなぁ、と^^; ミズハノメでしたっけ? 案外色々と秘密がありそうです。

 さて、今回の事件は墓堀(模倣犯でしたが)。いや、これはエグイですね。空気の薄い場所に閉じ込めて、それをネットで中継するとは……。多くの人がそのライブを見ているというのが、嫌にリアルというかなんというか。

 そういえば、2日近くイドに潜りつづけたみたいですが、これって、その間外の人達もずっと観測(推理)しているという事ですよね。何度も死に続けてるサカイドも凄いですが、観測している人達も並外れた精神力を持ってそうです。と、同時に、いずれ誰かが病みそうで怖い気も……^^;

 事件の結末は苦いモノでしたね。死亡を確認したシーンのあとに、希望を感じさせる会話をするのは残酷すぎる。また、その後の二人(ナリヒサゴと百貫)の掛け合いが印象的でした。「なんの恨みもなかった」「耐えきれない殺意」「俺には殺せる」等色々と不穏な感じです。恨みはないけど殺意はあったという事? なら、その殺意の根源は? 素直に受け取るなら「怒り」という気はしますが……。

 ラストはまた本常町ちゃんが大変なことに。や、思わず「ええー」ってなりましたね^^; 果たしてどうなってしまうのか、次も楽しみです。

 おまけ……途中、炎にまかれて死亡する前にちょっと微笑むのが印象的です。どんな感情があったのだろう。

 おまけ2……サカイドの独白って外にいる人達にも聞こえている感じなのかな。「隠そうとしたんだ」云々で、外の人に普通に引き継がれていたので気になったり。いやまあ、絶えず独り言を言われてもそれはそれでどうかと思うけど^^;