ゾイドワイルドZERO2話

ゾイドワイルドZERO 第2話「爆砕の武器庫! バズートル」
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 (髪を下したバズに対して)「いや、誰だよ^^;」 そんな感じで2話です。

 少しずつ世界観が分かってきましたね。とりあえず情報の整理を。1話冒頭の事件は今の(レオ達のいる)時代より100年以上前に起こった出来事で、そこから更に時は流れて30年前にレオ達移民船団がやってきた。で、ヒロインであるサリーと博士は1年前に来たばかり、と。大まかな時系列はこんな感じですかね。

 移民船の目的は滅びを迎える惑星Zからの脱出と、かつての故郷・地球への帰還。そして、汚染されている地球の環境を再生させるための研究をしていたのが博士達だった。ところが、その旅の途中で裏切りがあり研究の中心となっていた科学船は100年以上前の地球へワープ→結果地球が一度滅んでしまった、と。

 ここで気になるのは「地球の滅亡」のタイミングですね。SFでよくある時間と距離の関係を考えると大変なのでそこは気にしないとして(笑)、博士達が惑星Zを出た時にはまだ地球は健在だったんじゃないかな。でも、博士達の認識だと惑星Zを出た時点で既に地球は滅んで(少なくとも汚染されて)いて……この辺りがちょっと気になりますね。あるいは移民船が出発した事が(科学船のワープを引き起こし、結果)地球滅亡のトリガーになったともとらえられるけど……うん、謎です。

 そもそも科学船の人達がどうなったかもわからないですしね。あと元からいた地球人達の事も。雰囲気としは全滅してそうだけど、もしかしたら……というのもありそうです。

 とまあ、世界観についてはこの辺で。いやー、レオが格好いい。割と成り行き任せな所はあるけど、サリーのために行動する部分はブレないですしね。まさか2話からイチャイチャを見せられるとは(笑)。

 ただまあ、バズも言ってましたが「何を考えてるのか」が今のところちょっとわからない部分もあるんですよね。これが例えば「サリーに一目惚れした」みたいな描写があればまだわかるのですが、そういった内心が語られることなくそれでもサリーに対してイケメンムーブ(笑)を見せてますし……。ただのお人好しというのも考えられますが、あるいは何か思うところがあるのかなという気もしたり。まあ、その辺りは今後明らかになるのかも。

 今回の敵はバズートル。いきなり必殺技が利かない展開にはびっくりしましたね。なかなか強敵っぽさがあって良かった。やられ方はあっさりでしたが(笑)。てか、「動け動くんだバズートル」という台詞に、サイバーフォー〇ュラーの新〇さんを思い出しました。や、台詞はだいぶ違うんですけどね^^;

 今回の件で帝国を完全に敵に回したレオ達。しばらくは逃避行が続きそうですね。どんな展開になるのか次も楽しみです。
 
 おまけ……1話の時も思ったのですが、戦闘シーンのBGMが結構好みだったりします。緊張感があります。

 おまけ2……「だって俺達運び屋だろ」レオの台詞もだけど、それを受けてバスがちょっと笑うシーンが良かったですね。まさに「相棒」って感じです。