エガオノダイカ8話

エガオノダイカ 第8話「最後の伝言」
各話感想、タイトル一覧へはこちらから。
 レイラさんは料理できるのだろうか、気になる(笑)。そんな感じで8話です。

 今回はユウキサイド。ユウキは地方に落ち延びて各地で抵抗戦をしていたみたいですね。指揮を取っていることや、帝国参謀との応酬など、だんだんと王族としての自覚が芽生えてきた感じか。ヨシュアを失ってまだ4月くらいしか経っていないことを思えば、すごい成長ですよね。しかも、この状況でも「帝国憎し」にはなっていないですし。辛いことがあってもちゃんと「笑える」のは、たぶんユウキの「強さ」なんじゃないかな。

 とはいえ、状況は不利のまま。ユウキの案は現状維持をしてるけどいずれは持たなくなる時が来るものですしね。かといって、ハロルドが(おそらく)進言している現状の戦力で王都奪還を目指しても返り討ちにあう未来しかみえないしなぁ。てか、ハロルドに勝算があるようには見えないのですが^^; 

 とまあ、それはともかく。12年前の事件の背景が少し。式典を襲ったのは(今は亡き)ベルデ公国の生き残り。新型クラルスの危険性を説いたが聞き入れられず強硬手段に出た、と。まさか、ここに来て新しい国の名前が出るとは……これって、7話でピアース達を襲撃したのは他のベルデ公国の生き残りだった可能性もある? いや、さすがにないかな。――にしても、襲撃者の身元が分かっているなら、事件後に帝国を非難する必要はなかったんじゃ……?

 今回はサブタイからして不穏でしたが、サブタイ通りの展開に。イザナは結構好きな人物だったので、最後まで生き残ってほしかったなぁ。あと、今回はちょっとあからさますぎて見ていてモヤっとしました。完全に王国にとって起死回生になる(かもしれない)「情報」を送るための役割でしたしね。その情報に関する話がもっと前からあれば印象も違ったかもですが、いきなりパッと出てきた感が拭えなくて……。

 まあ、なんにせよ、イザナが命がけで送ってきた情報が大きな意味を持ちそうですね。それがどういうもので、これからにどう影響するのか。今後の展開が気になります。

 おまけ……大きくなったお腹に耳を当てているイザナを見て見たかったのは自分だけじゃないはず(笑)。