エガオノダイカ7話

エガオノダイカ 第7話「王宮のひまわり」
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 パイロットスーツで厨房にいる違和感がすごい(笑)。そんな感じで7話です。

 6話が暗かったせいか、7話はだいぶはっちゃけた回でしたね。まあ、それは後で書くとして。ここに来て帝国側の皇帝が登場。「伝統も血統も持たぬ」「(力がなければ)忠誠を誓う者などどこにいようか」と言っていましたが、これは自身の生い立ちにコンプレックスがあるという事なのかな。あるいは、力を示さねばならないほど地位が危うい状況なのか。うーん、もしかしたら、今回の王国侵攻は帝国皇帝の権力固めの為に利用された可能性がある? てか、CVからして皇帝にラスボスの気配が漂っているのですが^^;

 今回の皇帝の登場でなんとなくだけど物語の方向性が見えた気もしますね。ここから先は妄想ですが――量産された新型クラルスとラスボス皇帝が暴走。帝国も王国の区別なく危機的な状況に。暴走を止めるためにステラ達、そして同じく暴走を止めるため行動したユウキが邂逅――みたいな感じなるんじゃないかな。や、実際はまったくわかりませんが^^;

 とまあ、妄想はさておき。負傷したピアースの為に送別会を開くステラ達。なんかギャグ回みたいなノリでしたね(笑)。皆で材料を持ち寄って料理したり、拷問(?)豆に悶絶したりと、なんだかんで仲のいいメンバーたちのやり取りが楽しかった。まさかステラがあんな顔芸を見せるとは(笑)。

 そのステラ。笑顔の理由が判明しましたね。新しい家族に蔑ろにされていて、そこからごまかしの笑顔を浮かべるようになった、と。まあ、あんな会話を聞いてしまったら「自分のせい」と思ってしまうのも無理ないよなぁ。にしても、義母の態度があからさますぎてちょっと苦笑いしてしまった。

 ピアースの過去やこれから、ステラの変化など、このままあったかい感じで終わるのかと思ったら、そんな事はなかった……。浮かれた気分を一気に現実に引き戻していく展開でしたね。仲間を失った悲しみに笑顔を取りつくろえなくなったステラと、笑顔を浮かべるヒューイ。二人の対比が印象的でした。

 そして次回。サブタイがまた不吉な感じですが、どういう話になるのか、見るのが楽しみです。

 おまけ……包丁片手に意外なポンコツぶりを発揮するステラに笑った。というか、あの包丁の形はどうなってるんだろう^^;

 おまけ2……3人で王宮に忍び込む展開。割と不良軍人というか、意外とおてんばですよね(笑)。