重神機パンドーラ16話

重神機パンドーラ 第16話「変革者」
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 カメレオンブライに話しかけているジークに笑ってしまった^^; そんな感じで16話です。
 今回は状況説明回ですね。なんとなくだけど色々と整理されたんじゃないかと。
 まずジークについて。多重次元のロンの意識が集合した存在だったんですね。てっきり渾沌の事を知っていたからリアクター製作に着手したのかと思っていたのですが、実際はリアクターを試作している時に渾沌の事を知り、その力を借りて研究が進んでいた、と。で、そのころから多重次元のロンの意識が混じりあって――時折レオンに弱音っぽいことを言っていたのは、自身の変化に気づいていたからなのかも。
 話ぶりからすると、リアクター暴走時に見えたジークは実体ではなかったのかな。意識だけの存在だったけど、協力者によって新しい体を得たと。これは、たぶんだけど謎の少女フィオナちゃんも実体のない意識だけの存在っぽいですよね。「どこの誰か」まではまだわからないのだけど。
 量子リアクターについてもいくつか。レオンとジーク、それぞれが異なる未来の可能性を見たと。だからこそレオンはハイパードライブしか使えないし、ジークもまたダークドライブしか扱えない。だけど、量子リアクターを制御するには両方の力が必要。うん、まだ全然わからないけれど、とりあえず「この二つのドライブが重要ですよ」とだけ覚えておけばいいのかな(笑)。あと話を聞いて思ったのだけど、ハイパードライブをこのまま使っていくと「人間が進化」していきそうな雰囲気があったのが気になりました。どうなんだろう。
 まあ情報整理についてはこの辺で。レオン、お腹を押さえていかにも重症っぽいけど、実際は副作用でお腹がすいてる状態なんですよね^^; すごい真面目な話をしているはずなのにちょっと笑いが^^; これからはコクピットに非常食を入れておくべきかもしれないですね(笑)。
 ラストのネオシャンロンの街をロウソクや篝火で照らすシーンが良かったですね。大変な状況だけど、それでも街の灯は消えない。街で暮らす人達の強さを感じられるシーンだったかと。しんみりと、だけど暖かい、そんな感覚がありました。
 予告からすると次はジェイさんの話かな。どうなるのか楽しみです。
 おまけ……ベッドで寝てる姫様が一瞬だれかわかりませんでした^^;
 おまけ2……レオンに抱き着かれて顔真っ赤のクイニーさんが可愛かった。にやにや。