リコリス・リコイル5話

リコリス・リコイル 第5話「So far. so good」
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 「ミズキがジンに発信機をつけてた」のシーン、BGMそれでいいのか(笑)。そんな感じで5話です。

 今回は観光案内とボディガードのお話。いつも以上にノリノリになっているチサトが可愛かったですね。観光地の説明がスラスラ出来てるあたり、きっと家で練習し単だろうなぁ。まあ、そんなチサトの思惑とは別に、実際は色々ときな臭い展開になったわけですが……。や、「筋萎縮性側索硬化症」の件で、やけにピンポイントだなーとは思っていたんですよね。うん、見事に騙されました(笑)。

 結局とのところ、今回は吉松シンジによる企てだったようですね。目的はチサトに「人を殺させる」ことかな。吉松からしたら「殺しの才能」があるからとその命を救ったのに、肝心のチサトがこれまでそういった素振りを見せないから確かめたかった感じか。

 で、結果は……アレと。いや、チサトの言う「誰かを助ける仕事をしたい。これをくれた人みたいにね」の台詞は、ある意味で凄い皮肉だよなぁ。そりゃ吉松が動揺するのも仕方ないか。とはいえ、吉松自身は諦めてはいない様子。4話に登場した真島を使って、より大きな騒動を起こそうとしてるみたいですね。
 
 てか、そこまでチサトに固執してる理由は何なんだろう。「(命と引き換えに)世界への使命を与えられた」という台詞も意味深ですし、色々と気になる所です。あるいは20年前云々の話が何かしらの真実を含んでいる可能性もありそう……?

 それはそれとして、今回は強敵として先生とも知り合いであるジンが登場。チサトはともかく、タキナと互角以上に渡り合えるあたり相当な実力者なんだろうなぁ。にしても、命懸けの戦いの後、普通に先生達に見送られて帰っていくのがちょっと不思議な感覚です(笑)。

 最後は真島がついにリコリスに牙を向いて……。チサト達の知らぬ間に段々と事態が大きくなってきてますね。果たしてこれからどうなって行くのか、次も楽しみです。

 おまけ……「チサト、データで渡そうか?」クルミの台詞。松下さんの状態を見て、すぐに機転を利かせるのが印象的でした。何というか、「(クルミも)そういう気遣いができるんだなー」と。

 おまけ2……阿部さんが部下に事件の裏に関与してる何者か(リコリス達)の話をしてましたが、これは今後阿部さん達にも何かしらの出番があるのかな。ちょっと気になります。
 
 おまけ3……タキナとチサト、二人のラストのかけ合いが良かった。何気にタキナは人とたらしの才能がありそうですね(笑)。