ラブライブ!虹ヶ咲学園2期7話

ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会2期 第7話「夢の記憶」
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 紫苑バーガー、すごい色だな(笑)。そんな感じで7話です。

 今回は栞子ちゃんメイン回──なのだけど、とりあえずそれは後にするとして。遂に合同文化祭が開幕。ダイジェストではあったけど、ユニット、学校の垣根を超えた催しが楽しそうでしたね。個人的には近江姉妹の競演が見れたのが良かったかな。にしても、副会長のテンションが不安だ(笑)。

 文化祭に興味を示さなかったミアもリナリーちゃん達の説得、というかハンバーガーに釣られて参加へ。一度断られた時に、リナリーちゃんが引き下がらなかったのが印象的でしたね。似た雰囲気もあるし、何かしら感じるところがあったのかも。てか、カスミンの袖を掴むリナリーちゃんが可愛くてしかたない(笑)。

 文化祭についてはこの辺で。栞子ちゃんについて。彼女の本心がようやく分かりましたね。大好きな姉がラブライブで予選落ち、その涙を見て「後悔している」と思ってしまった。で、そんな姿を見てたから、最初から適性のある事だけをやれば良いという考えになっていった、と。

 うん、完全に早合点というか、一人よがりというか……姉の感情を決めつけてしまったのが最大の原因ですよね。とはいえ、姉の事を大好きで、さらに何でもできる凄い人だと思っていたっぽいので、おそらく初めて見せた涙がそれだけ衝撃的だったんだろうなぁ。自分に適性がないと判断したのも、たぶん「自分より優れている姉」という前提があったからだろうし。

 ただまあ、その涙のあと、ずっと姉が「後悔している」と思って過ごしてきたのはなかなかヒドイ話な気もするけど……(笑)。もうちょっとコミュニケーションとかで何とかできなかったのかとは思ってしまいますね。

 そしてその真実は知った同好会メンバーは、まあ、当然動きますよね。陽キャ2年生4人から逃げられるわけないよな(笑)。皆の説得と姉の言葉を受けて、自分の本当の思いを取り戻した栞子ちゃん。そしてライブへ──最初は無表情に、サビ後は笑顔になる展開が良かったですね。ほんのり和ロックなテイストもカッコイイ(あんまり関係ないけど、栞子ちゃんの「決意の光」という和ロック増し増しな曲が好きなので)。

 栞子ちゃんが同好会へ参加表明した一方、今回どこか表情を晴れなかったのはランジュ。これはアレかな、ランジュにとって栞子ちゃんの存在が(こちらが思っている以上に)それだけ大きいという事かな。思えば、3話でライブに誘う時もどこか不安そうな表情にも見えましたしね。案外、歩夢ちゃん並みに愛が重い可能性が……(笑)。

 あるいは、栞子ちゃんがスクールアイドルに憧れている事(やその後の変遷)を知っているのなら、ランジュの本当の願いは「二人でスクールアイドルをやりたい」だったのかもですね。二人でやりたいけど、栞子ちゃんはもうスクールアイドルを諦めてしまった後で……これは妄想レベルだけど、もしかしたら自分のライブで栞子ちゃんに再び「スクールアイドルをやりたい」と言わせたかったんじゃないかな。何にせよ、これからが楽しみです。

 おまけ……「悪い」「悪くない」ミアとリナリーちゃんの台詞。6話にもあったけど、このやり取りが結構好きだったりします。

 おまけ2……5日ある文化祭が、1話で4日まで消化されるとは一体誰が予想できただろうか(笑)。

 おまけ3……「やりたい気持ちがあなたにあるなら、それだって十分適性なんじゃない」カリン先輩の台詞。や、好きな台詞です。こういう事をサラっと言ってしまえるカリン先輩がなんとも「らしい」ですね。