TRIBE NINE1話

トライブナイン 第1話「魂かけて」
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 2022年冬アニメ感想第1弾「トライブナイン」です。いつも通りの前情報はほぼなし。メディアミックス作品で「何か野球する話?」くらいしか分かってない状況です。

 で、感想。これはなかなか面白そうですね。とりあえず色々とぶっ飛んでるのだけは分った(笑)。舞台はネオトーキョウ国。若者達がトライブ(組織)を組んで、群雄割拠するネオトーキョウをエクストリーム・ベースボールで戦い抜くお話って感じかな。XBギアの設定が結構好きかも。

 設定周りはともかく、話そのものは王道でしたね。気弱な少年・ハルと熱血単細胞な少年・タイガが、XB界で有名なシュンと出会いXBの世界に足を踏み入れていく……と。てか、タイガはシュンを倒すためにやってきたのに、普通にチームに馴染んでるのだけど、それはツッコンだら駄目かな(笑)。

 キャラとしては有栖川ちゃんが可愛かったですね。それでいてポジションがキャッチャーなのもギャップがあってなかなか(笑)。

 また、ミナトトライブのリーダーであるシュンも良かった。何処か掴みどころのない性格だけど、「やったことないなら、無理かどうかもわかんなくない?」等、時々ぽろりと零す言葉が印象的でした。

 気弱なハルかXBを経験して一歩踏み出す勇気を持ち、一人で不良達に立ち向かうラストが格好良かったですね。仲間達がそわそわしながらもきちんと待っていたのも素敵です。

 最後にエクストリーム・ベースボールについて。現状だと「よく分からん」というのが一番の感想ですね(笑)。見た感じフライアウト・ベース(フォース)アウトはないのかな。「ボールを持ったらぶちのめす」の言葉通りに相手のHPを減らす形か。野球とは一体……(笑)。

 まあ、(野球としては)イロモノではあるけれど、映像としてのハチャメチャ感は割と好きですね。たぶん深くは考えずに見るのが良いのかと。

 今回はこの辺で。どういう展開になっていくのか、これからが楽しみです。

 おまけ……一体どういう状況になればマグロを一本背負いする事になるんだろうか(笑)。