結城友奈は勇者である3 5話

結城友奈は勇者である 大満開の章第5話「光輝を放つ」
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 勇者人形が可愛い(笑)。そんな感じで5話です。

 開幕は勇者部によるクリスマス&お正月パーティ。うん、なかなかのごった煮具合だった。あの勇者部すごろくはそのっちのお手製みたいですね。てか、やけに世知辛いな(笑)。

 そんな冒頭のやり取りからまさかの「勇者御記」が──そして舞台は初代勇者『乃木若葉は勇者である』の時代へ。や、前情報を仕入れてなかったのでこれには驚きましたね。いつだったかネットでアニメ化するみたいな話を見た気はするけど、これの事だったのかな。

 正直な所を言うと「のわゆ」は最初から順を追ってやってほしかったなぁ、という思いも……。どうしてもダイジェストになってしまいますしね。まあ、まだ別にアニメ化する可能性もありますが……。

 と、それはともかく内容について。改めて西暦世代の過酷さが浮き彫りになりましたね。あの二人の件は(情報としては)知ってはいたけど結構がっつり描写したなぁ。また、もう一人の友奈こと、高嶋友奈の必死さも凄かった。自分の中でゆゆゆい時空の印象が強いので、文字通り身を削るような戦闘シーンは想像してた以上にしんどいモノでした。

 とはいえ、過酷なシーンだけでなくほのぼのとするやり取りもそこそこあった印象です(ラストから目を逸らしつつ……)。特に、二人一緒に音楽聴いてる杏&タマっち先輩が可愛かった。また、初代勇者チームにあって、高嶋友奈が持っている魅力を感じさせる展開でもあったかと。てか、手合わせシーンが気合入ってましたね(笑)。

 予告からすると次も初代勇者達の話がメインなりそうですね。これってもしかしたら7話以降も続く可能性もある……? いや、てっきり6話を前半として一区切りつけるのかと思っていたのですが、サブタイ的に終わらなそうだな、と。まあ、何にせよこれからも楽しみです。

 おまけ……サンチョ(抱き枕)を樹ちゃんが持っていたのが何だか可愛くて印象に残ってました(笑)。

 おまけ2……「やはり東郷さんは発想のスケールが違う」友奈の台詞。あまりにもあんまりな言い方に思わず笑ってしまった。

 おまけ3……友奈自身も東郷さんを忘れてしまった事を罪とし、呪いを「天罰」と考えるあたり、やっぱり二人は似た者同士なんだろうなぁ。