ゾイドワイルドZERO16話

ゾイドワイルドZERO 第16話「徹底研究! これがライジングライガーだ!」
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 ディアス中佐、リア充だった(笑)。そんな感じで16話です。

 ジェノスピノの騒動が収まった事もあり、今回は箸休め的な回でしたね。と、同時に今後も関わってきそうな人達がちらほらと。

 まずここに来て帝国、共和国双方のトップが登場。帝国はフィオナ皇帝陛下、一方の共和国はクレストウッド大統領、と。帝国の皇帝が年若いのはある意味でお約束ですね。そう遠くない未来にレオ達と知り合いそうです。や……その、家出とかして(笑)。

 とまあ、それはともかく。現状だと共和国側の内情はわからないけれど、帝国側は一枚岩ではなさそうな雰囲気ですね。シーガル准将の軍法会議に揃った面々がどう見ても「悪そう」なのは絶対に意図的だろうしなぁ^^; にしても、最後までふてぶてしい態度を崩さないシーガル准将をちょっと見直した部分も……てか、きっと再登場はありそうですね(笑)。

 レオ達による共和国の首都観光。都会の下層に比べて閑散としている上層(首都ネオへリック)とか、第一世代の人達の思いとか、色々と世界観を感じさせる描写が多かった印象ですね。特に地球ゼロ年の碑石の話が良かった。「この30年間多くの苦難を乗り越えてきたんだろうなぁ」と。いつだったかのコリンズ准将もだけど、第一世代の人達が過去に思いを馳せるシーンが割と好きだったりします。

 今回はライジングライガーの性能テストも。いや、なんかすごいスペックですね。仮想敵とは言えこれまで戦ってきた相手をここまで寄せ付けないとは。言及はないけどレオ自身の腕も上がっているのかな。うーん、もの凄く個人的な話ではあるのだけど、初代無印アニメで主人公バンが(上がったゾイドの性能に)普通なら耐えられないという所を平然と笑っていたシーンが好きなので、ひそかに(そういうシーンを)期待しています(笑)

 ラストはレオ達へのスカウト。まあ、当然レオは断るよなぁ^^; とはいえ、共和国としてはライジングライガーを野放しにしておけないのは妥当な判断ではあるかな。なんにせよアイセルが再びレオ達に同行できるようになって良かった。

 いよいよ新しい冒険へ。予告からするとボーマン博士が登場。サリー達は合流できるのか──どんな展開になるのか次も楽しみです。

 おまけ……「今回は譲ってあげる。でも、もしもの時は責任取ってよね」新キャラシェリー大佐の(ディアス中佐に向けた)台詞。砕けた言い方が二人の信頼関係を思わせます。