ゾイドワイルドZERO11話

ゾイドワイルドZERO 第11話「灼熱の破壊竜ジェノスピノの復活!」
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 てっきり(ジェノスピノ)本体連れてくるのかと思った(笑)。そんな感じで11話です。

 まず冒頭。流れ的にランド博士が倒れたのかと思ったのは自分だけじゃないはず^^; 実際はコリンズ准将だったと。ギレル中尉と准将のやり取りは結構好きですね。互いの信頼を感じさせます。ジェノスピノ復活をあくまで「抑止力」としているあたり、コリンズ准将が人格者であることが伺えますね。まさに(現在見えている範囲では)帝国サイドの良心と言えそうです。まあだからこその、ラストのあの展開なのだろうけど……。

 今回はジェノスピノの(最後の)パーツ争奪戦。ディアス中佐がパーツを確保じゃなく破壊に動くのは良い判断ですよね。コリンズ准将が帝国の良心なら、ディアス中佐は共和国サイドの良心と言えるかも。あと何気にレオ、バーン、ギレルの3人が初顔合わせになった回でもありますね。3人の中ではやはりギレル中尉がずば抜けている印象です。

 争奪戦は帝国が勝利。このままギレル中尉がジェノスピノに乗り込む展開になるかと思いきや、まさかのアルドリッチ少佐の横やりが。や、この展開はちょっと予想外でしたね。この前のレオVSギレルで一応のリベンジは果たしから、ギレル中尉が乗り換えるものとばかり思ってました。にしても、アルドリッチ少佐が悪い顔しているな(笑)。

 コリンズ准将との掛け合いもあってか、今回でギレル中尉が好きになりましたね。今までは「腕はいいけど変わり者」みたいなイメージだったのだけど、胸に熱い思いを秘めているんだな、と。なので、ラストの展開を受けてどうするのか、今後の動向が気になります。まあ、アルドリッチ少佐が「やらかす」未来が見える気もするけど^^;

 なんにせよついに復活したジェノスピノ。さっそく共和国へ侵攻が開始されるようで──さりげなく予告で(ライガーに関する)重要な事を言われた気がするけど──どんな展開になるのか次も楽しみです。
 
 おまけ……「惑星Ziの夕陽を思い出す」コリンズ准将の台詞。考えてみれば移住が始まってまだ30年あまり。第一世代の人達は惑星Ziの風景を覚えているんですよね。どこか懐かしむような台詞が印象的でした。

 おまけ2……「大丈夫?」「助かった、ありがとう」火災旋風で浮きそうになったラプトリアをライガーが抑えるシーン。ちょっとしたやり取りだけど「なんか良いなー」と。