グランベルム9話

グランベルム 第9話「ノクターン、染め上げて」
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 お姉ちゃん(ラ〇ン)スタンプ、水晶の自作なのかな^^; そんな感じで9話です。

 9話も引き続き溜回といった感じでしたね。正直な所をいうと、見終わった時一番に思ったのは「ずいぶん引っ張るなぁ」だったり^^; 満月のこともだけど、クオンの過去や水晶の事等、わからない事が多すぎて若干置いてかれた感覚になりました。せめてクオンの過去はもうちょっと明確に知りたかったかも。

 そのクオン関連の話。クオンは(あるいはシュスイも)利用しようとする輩(家の関係者?)に狙われており、クオンを守るために姉であるシュスイはグランベルムに参加した、と。──うん、8話でも書きましたが、シュスイの参加したグランベルムは今回のという認識でいいのかな? や、元々クオンが小さい事もあって、回想がいつの頃なのかがよくわからないんですよね^^;

 で、シュスイは何らかの思惑があって水晶に魂を食わせた、らしい? この辺りも現状じゃ何とも言えないですね。シュスイ的に水晶に何か思うところがあったという事なのかな。個人的には、回想で写っていた写真のシュスイの隣にいるのが水晶なんじゃという気もしていたりします。まあ、それならクオンが気づきそうだけど(笑)。

 水晶は相変わらず暗躍中ですが、気になる発言もちらほらと。なかでも「プリンセプスの魔術師たりえる少女よ」「その傷をこれから負う全ての傷を抱きしめることでしか魔術師は生まれない」が意味深ですね。「プリンセプスに成りうる少女」って誰を指すのか。クオンに対する「失格」発言や新月への煽りを考えると、クオン・新月を指してそうな雰囲気もあるけど……。てか、(後で書きますが)満月の正体もあり、副題の「プリンセプスのふたり」がこの二人(クオン・新月)を指してる可能性もありそうですね。

 さて、すこし話を変えて戦闘シーンについて。クオンの謎のパワーアップシーンはともかく、水晶も焦ることがあるんですね。意外だったけど逆に人間味を感じられて好きなシーンだったりします。撃墜されたように見えて無事なのはお約束ですね(笑)。あと、満月の精霊を見て「サイ〇ード」を思いだしたのは自分だけじゃないはず(笑)。

 ラストはついに満月の正体の一端が。これは「人形」だったという事かな。いや、見せ方がえぐいなぁ^^; 困惑と共に人形の手に変わっていくのは、なかなかにぞくりとくる展開でしたね。「なんで?」とか「どうして?」等の詳細は次回にわかるかな。なんにせよ、どんな展開になるのか次も楽しみです。

 おまけ……今更ですが満月と水晶だけ毛先が白いんですよね。やっぱり何か関係があるのかな。まあ、クオンとか白髪なので、あんまり気にしても仕方ないかもですが(笑)。