グランベルム8話

グランベルム 第8話「魔術師になるということ」
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 新月が脱がしていたわけじゃないのか(笑)。そんな感じで8話です。

 負けたアンナがどうるなるかと思ったら、まさかの存在がなかった事に。身の丈に合わない力を使った代償らしいけど……なんにせよ、これは新月にとってはツライですね。新月からしたら、良かれと思ってした行動が全部裏目に出てる状況ですし……。ただ、グランベルムで勝つことで「あるいは復活」という可能性もありそうですね。描写はないけど、新月的にも考えてはいそうです。

 さて、それはともかく。今回は色々な意味で溜め回といった感じですね。水晶が色々暗躍(堂々としてるけど^^;)しはじめた。水晶の目的はわからないけど、とりあえず「愉悦部」っぽいことはわかった^^; 一つ気になるのは、クオンの姉であるシュスイの魂を食ったと言っていた時の回想シーン。普通にアロマノクスに乗ってましたが、これは過去のグランベルムでの出来事なのか、それとも今回での事なのか。

 いや、グランベルム開催が数十年に1度というのを考えれば、今回のグランベルム(ここまでの1年の間)で起きた事なんじゃないかとは思うのだけど……そのあたりの描写がほとんどないのでわからないんですよね。クオンは姉と一緒にグランベルムに参加していたけど、途中で姉だけリタイアした感じ? まあ、今回の怪しい雰囲気なら、数十年に1回というのも嘘の可能性もありそうですが。

 一方で満月。一気にその存在が特異めいてきましね。人の記憶をなくすことができるなら、作ることもできそうだしなぁ。ここまでの話を素直に考えるなら、やっぱり何らかの理由で「作られた存在」なのかな。(もしそうなら)満月のいう「自分には何もない」がこの辺りに掛かってきそうですしね。

 ちなみにもう一つ気になってることがあって――満月と水晶の目の色が(ほぼ)同じ緑色なんですよね。満月の家族は普通の色でしたし、わざわざ同じ色になってる意味は何だろう。もし満月=つくられた存在があってるなら、水晶も同じように作られた可能性もある? でも、それならあの場にいたネネが反応しそうだしなぁ。うん、わからん^^;

 と、これ以上は妄想レベルなのでここまでにするとして、ラストのネネが見た魔力が満月家全体を指しているのか、それとも妹の希望を指しているのかでも変わってきそうですね。

 次はいよいよVS水晶戦。ただ、流れからするとクオンが敵になりそうな気配も……果てしてどうなるか、次も楽しみです。

おまけ……アンナの代わりの姉役にロサ登場。「そこで君か」って思ったのは自分だけじゃないはず^^;

おまけ2……「何もないを背っている」「それを何とかしたくて、戦ってきたの」満月の台詞。今までどこかふわふわした言動が多かったので、はっきりとした思いを感じさせる台詞で印象的でした。