エガオノダイカ6話

エガオノダイカ 第6話「運命の岐路」
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 一見元気に見えても(ヨシュアの例があるから)ユニが心配になる^^; そんな感じで6話です。

 これはちょっともやもやする展開でしたね。まあ、物量で負けている以上王国不利になるのはしょうがないのだけど、王国サイドからしたら完全に「侵略」に屈した形なのがなぁ。特に帝国側の思惑や背景が見えないので、やたらと(国としての)帝国にヘイトが溜まるというか……。帝国は、現状だとヒーローモノでいう「悪党」にしか見えないんですよね。

 あるいは、失意の底から再起したユウキによって大反撃が始まる、とかだったらある意味で「王道」展開ではあるのだけど……。「故郷を帝国に奪われたユウキの、すべてを取り戻すための復讐がはじまる」――みたいな感じで。や、さすがにないか^^; てか、その展開だと「ダークヒーロー」路線になってしまいそうだ(笑)。

 それはともかく、これからユウキ達はどうするんだろう。ほぼ「詰んでる」状態ですしね。それこそ帝国が「人類の抹殺を考える悪の秘密結社だった」みたいなオチでもないと、ユウキサイドが逆転する未来が見えないというか……まあ、そもそも「逆転」を狙うのかもわからないのだけど。うーん、そろそろ物語の方向性が知りたいところですね。

 正直な感想を言うと、今回の話はあまり乗り切れなかったですね。これまでの戦いや戦力差を考えると王国側に勝ち目がないのはわかっていたので、「まあ、こうなるだろうなぁ」という展開を淡々と見せられていた感覚があります。しかも、楽しい気分になるような話ではないですしね。ただ、ユウキが色々と自分で考えるようになってきた、という意味では重要な回だったのかなとも思いました。

 とまあ、そんな感じで6話の感想はこの辺で。これからどうなるのか次も楽しみです。
 
 おまけ……今回の話で「ガンダムX」のとある国の話を思い出したのは自分だけじゃないはず(笑)。