ダーリン・イン・ザ・フランキス24話

ダーリン・イン・ザ・フランキス 第24話「わたしを離さないで(終)」
 ゼロツー(の体)野ざらしでいいのか^^; そんな感じで最終話です。
 最終話はヒロゼロツーサイドと、イチゴちゃん達地球組の2つの話って感じですね。まずはヒロ達。23話の後すぐに敵本拠地についたのかと思ったら、実はまだ宇宙を漂っていたのか。2年以上ずーと宇宙を漂いながら、ときおり敵を倒して進んでいく……正直、あまり想像できない生活ですよね。普通なら気が狂ってもおかしくないと思う。あるいはそれができてしまうのがヒロ達のすごいところであり、ある種の「異常」なところなのかも。
 てか、ヒロサイドの話はスケールが大きいこともあってか、あまり感想が思い浮かばなかったんですよね^^; なんというか「二人の世界」すぎて、視聴者的にも見ていて(感想が)入り込む隙間がない、みたいな感覚でした。
 一方で、イチゴちゃんサイドの話は色々と感慨深いものがあったかと。子供達による生活。皆がそれぞれできることを必死にやって、なんとか命を繋いでいく――時間と共に少しずつ活気に満ちていくのが印象的でした。とりあえずココロちゃんとミツルはおめでとう。後、旅にでるゴロー君がなんともゴロ―君らしくて良かった。カッコイイ。イチゴちゃんと結ばれたようで、こちらもおめでとう。他の13部隊のメンバーも幸せそうでなによりです。
 ラストはいつかの未来でヒロとゼロツー(の魂)が再会して終了。終わってみれば大団円といえる内容だったかと。
 とまあ24話の感想はこの辺で。最終回なので全体のまとめを少し。うーん、正直な感想を言うと「面白かった」という気持ちと、「なんだかよくわかんなかった」という思いが半々だったりします。色々と謎も多くて、それらを考えながら見るのは楽しかったし、ストーリーも急展開はあったけどついていけないという程ではなかったので、全体的には楽しめたと思う、思うのだけど……どうにも乗り切れない部分もあったなぁ、と。
 で、その理由を考えてみたのですが、多分自分はヒロとゼロツーがそこまで好きになれなかったんだと思う。特にヒロ。イチゴちゃん達的には「ヒロはすごい」って感じでヒロがメンバーの中心みたいな扱いだったのですが、自分的にはヒロがそこまで魅力的に見えなかったんですよね。
 ヒロはあくまで自分の思いに従って行動していて、それが結果的にうまい具合に事が運んだだけで、「自分が皆を引っ張っていこう」とかはなかったんじゃないかな。まあ、ある意味ヒロらしくはあるのだけど、「もう少し周りに目を向けてもいいんじゃないかな」とは思いました。
 あと後半はヒロとゼロツーが二人の世界すぎて、イチゴちゃん達とは別次元の話みたいになっていたのも乗り切れなかった理由かもしれません。
 長くなったのでここまでで。そんな感じで乗り切れない部分はあったのですが、なんだかんだで13部隊の皆が笑って過ごせるラストが良かったです。全24話、ありがとうございました。
おまけ……10年経ってもかわらないミクゾロメペアがかわいい(笑)。