宇宙よりも遠い場所13話

宇宙よりも遠い場所 第13話「きっとまた旅に出る(終)」
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 「誰も避けられない」に笑った^^; そんな感じで最終話です。
 大きな流れは12話で終わったこともあって、今回は「楽しくて、でも少しだけしんみりと」みたいな雰囲気でしたね。南極での日々が「日常」になってる感じがあってなんとも感慨深いです。4人とも完全に馴染んでますね。てか、シラセちゃん、一人だけかき氷食べてないと思ったらペンギンに囲まれてた(笑)。迫真の「たすけて」からの展開に吹いた^^;
 相変わらずのポンコツぶりを発揮するシラセちゃんだけど、ここにきて髪を切ることに。や、短いのも可愛いですね。色々と吹っ切れたと感じられる笑顔が素敵でした。
 別れの挨拶の時に大人達が涙するのが印象的でしたね。たしかな交流があったんだなーと。なにげに大人達も皆いいキャラしてますよね(笑)。そこまで頻繁に登場するわけではないのに、出ているときに「個性」を感じるというか。さりげない所作からなんとなく人間関係が見えてくるのも面白いですね。
 最後は笑顔で。「ここでまた会いましょう」というのはあの場にいた皆の思いなんでしょうね。誰に言われるでもなく、誰が言うでもなく、自然と「またここで」となるのが良かったですね。キマリちゃん達の旅は一度ここで終わりそれぞれ別々の道へ。でも、きっとまた4人で旅に出る。どこまでも前向きなラストが素敵でした。 
 最終回なので軽くまとめ。一話を見たときは正直絵が苦手で「面白そうだけど、うーん」って感じだったんですよね。ただ2話のシラセちゃん達のポンコツぶりで笑って、3話で4人がそろってからは彼女達のやり取りが楽しくで、気がつけば絵が気にならなくなってました。むしろ表情がコロコロと動くので「これはこれで」ってなりましたね。
 ストーリーも良かったですね。毎回ラスト付近にBGMで盛り上げてーってある意味ワンパターンとも言えるような展開なのに、その度に「切ない」とか「楽しそうだなー」とか「皆すごいなー」とか、見事に感情をゆり動かされてましたね(笑)。子供達はもちろん、そんな子供達の影響を受けて大人達もきっと「青春している」そんなふうに思えるストーリーでした。そんな感じで1話からラストまで楽しめました。ありがとうございました。
おまけ……めぐみちゃん、まさか北極に。彼女の笑顔を見て泣き笑いなキマリちゃんが印象的でした。