DOUBLE DECKER!13話

DOUBLE DECKER! 第13話「そして誰もいなくならなかった!」
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 「こういうヤツできた」「こういうヤツか」これが物語最大の悪役のやり取りでいいのか^^; そんな感じで最終話です。

 ピンチで迎えた13話ですが、やはりすべてが作戦だったんですね。さすがダグって感じです。と、思うと同時に、キリルにピンクが捕まると嘘を教えるあたり、なんというか相変わらずですね^^; まあ、あの「嘘」があったからこそ、キリルの演技がばれなかったんだろうけど。ほんと、いい性格してますね(笑)。

 にしても、クーパーがどこかの格闘ゲームのキャラクターに見えて仕方がない^^; まあ、それはともかくそのクーパー戦。派手なアクションがあるわけではないのだけど、メンバーそれぞれが連携している感じが、いかにもセブンオーらしくて良かったですね。てか、ピンクも大概すごい動きしてる気がする(笑)。最後はダグがアイシステムで薬剤の種類を教え、キリルがそれを撃つ、と。いやー、これはまさに「相棒」でしたね。二人とも格好良かった。

 で、そんな格好いい流れで行くのかと思ったら、まさかの脱出劇が。や、うん、その……挟まったからの爆風で助かった、は完全にギャクでしたね^^; 思わず「ええぇ……」ってなりました(笑)。ひどいオチだ。

 ひどいと言えばボスもですね。ユリ復活はある意味予想通りだったのだけど――その理由がひどい^^; まさかの自己保身に走った結果だったとは。実はボスはすごい人なんじゃと思っていたのだけど、気のせいだったみだいだ……^^;とはいえ、ユリの復活は素直に嬉しいですね。さりげなく壊れたコア(おそらく合ってるはず)を持っているも良かった。

 そしてラスト。ニカイ関連で不穏なようなそうでもないような(笑)オチがありつつも、これからもセブンオーの活躍は続ていく、と。

 と、まあ、本編の感想はこの辺で。最終回なので全体のまとめを軽く。コメディのようなテンポで進みつつも、格好良く決めるところは決めていく、そんな作品だったかと。ダグをはじめ登場人物達が魅力的で、その掛け合いが楽しかったですね。ちょっとしたやり取りから「仲間思い」な一面が感じられるのも良かった。

 話的にもギャグみたいなオチがあったり、かと思えばシリアスな流れがあったりと、最後まで飽きない展開でしたね。個人的にはシリアス多めの7話が好きかな。ダグの内面を垣間見れた回で、そのアクションシーンも含めて印象に残っています。

 そんな感じで最初から最後まで楽しめた作品でした。ノリ的には2機があってもおかしくなさそうなので、いつかまた彼らの活躍が見てみたいです。

 おまけ……ミラがデリックにとっての「魔性の女」になりそうな気配が(笑)。デリックの未来が心配です^^;