DOUBLE DECKER!11話

DOUBLE DECKER! 第11話「SEVEN-Oは二度死ぬ!」
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 ボスはいったい(10話で)ユリちゃんの何を見たのか……^^; そんな感じで11話です。

 総集編を挟んで本編が再開。残り3話ということもあってか、物語が大きく動き始めましたね。まずはキリル。軍部へのスカウトを受けてどうするのかと思ったら、割と「乗り気」だった(笑)。いや、てっきりセブンオーにいることを迷わないと思ってたんですけどね^^; とはいえ、ダグの一言で(セブンオーに)残る決心をするのはなんともキリルらしいですね。ぱぁーと顔を輝かせるのが微笑ましい。てか、軍部は人気部署なんですね。皆の反応に笑った。

 それと「ニカイ」についても判明。二つある太陽のうちの一つをそう呼ぶと。そしてそこには異なる文明をもつ人類がいる。ちらっと出た回想の雰囲気からすると宇宙コロニーみたいなモノにも見えますね。で、キリルとミラは18年前にその「ニカイ」から脱出してきた、と。や、なんというか――いきなりの話すぎてぴんと来ないというのが率直な感想だったりします^^;
 
 今回は軍部の主導で対エスペランサの作戦が実行。その裏で行動するザベル。アップルを拉致したり、アンプルの秘密を聞き出したりと、まさに敵のボスといった活躍――なのだけど、最後の最後にまさかの展開。バンプーマンこと「B」の裏切り。正直Bの裏切り自体は驚きはなかったのだけど、まさかその正体がキリルをスカウトしてるクーパー本人だったとは。いや、見ていて思わず「お前かよ」ってなりました^^;

 これってようするに、エスペランサも軍部(クーパーの独断の可能性もありますが)に利用されていたって事っぽいですよね。そして必要なくなったから壊滅された、と。必要なくなった理由ってやはり「ニカイ」関連なのかな。ミラとキリルを「ニカイ」に対する交渉に使うつもりなのかも。

 それにしても――まさかのユリの退場。最後まで微笑みを絶やさないのが彼女らしかったですね。うーん、個人的にはこの作品のノリから、コアが無事で復活してくれるんじゃないかとは思ってるのだけど……というか、そうであってほしいなぁ。

 残りは2話。ユリのこともあり一気にシリアス度が増してきそうですね。どんな展開になるのか、次も楽しみです。

 おまけ……白煙の中を歩くダグ達5人が格好良すぎる。

 おまけ2……「仲間の家族は仲間だし」ピンクのセリフ。いや、ピンクの口からこの言葉が出るのが意外なようなそうでもないような……(笑)。なんとも印象的でした。