結城友奈は勇者である2 10話

結城友奈は勇者である 勇者の章 第4話「秘めた意志」
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 乃木さん、ナチュラルに飛んでるんですが^^; そんな感じで勇者の章4話です。
 うん、相変わらずこっちの精神がまいる展開だ……。特に友奈の日記が見ていてしんどかった。
 とまあ、それはともかく今回は色々と状況説明がきましたね。供物は返ってきたのではなく、あらたに作られたのか。作られた体(の機能)に馴染むのに時間がかかると。1期最終回の友奈がめまいを起こしていたのはこれが理由だったようですね。
 で、その友奈。一期最後の戦い(?)でそうとう無理をしたようで全身が散華したような状態に。回復したあともほぼ全身が神樹さまによって作られたことで、神様に好かれやすい「御姿」という存在になった、と。この「御姿」というのには乃木さんはなっていないのかな。視聴者的には乃木さんも結構ひどい状態だったとは思うけど、友奈はもっと重症だったということなんだろうか。あと、無理をして全身が散華した状態というのがいまいちピンとこなかったりも。大きな戦いが1期最後の戦いのことだったなら、にぼっしーこと夏凛ちゃんもかなり無理してた気がしますしね。
 2話で言っていた「あの時の場所」のことも判明――なのだけど、結局あの空間のことはわからないことばかりですね。神様の魂の中って認識でいいのかな。2話の感想で「バーテックスサイド」って書いたけど、青いカラスの登場を見て、案外あの空間はすべての神様でつながってるんじゃないかという気も……。まあ実際はわかりませんが。
 それはそれとして。夏凛ちゃんと友奈の掛け合いが印象的でしたね。夏凛ちゃんにとって友奈がどれだけ大きな存在かが伺えます。大切だからこそ話してほしい夏凛ちゃんと、大切だからこそ話すことができない友奈。お互いを思うからこそのすれ違いが切なかった。
 最後は東郷さんと友奈の抱擁。これたぶん東郷さんが自分(友奈)の異変に気づいたことを察したんじゃないかな。言葉はないけれど、心の繋がりを感じさせる、そんなシーンだったかと。
 残り2話。どんな展開に、そしてどんな結末を迎えるか最後まで楽しみです。
 おまけ……東郷さんによる友奈家潜入ミッションにちょっと笑った。