これはゾンビですか？（２）

これはゾンビですか？２　そう私は死を呼ぶもの　木村心一　富士見ファンタジア文庫　2009年5月25日

これはゾンビですか?2 そう、私は死を呼ぶもの (富士見ファンタジア文庫)

☆☆☆☆☆☆　
　ある日、ひょんなことからゾンビで魔装少女になってしまった少年・相川歩。魔装少女のハルナや吸血忍者のセラ、ネクロマンサーのユーと共におかしな、そして楽しい生活を送っていた。そんなある日、大先生から謎の預かりものをした歩。さらに、街では妖怪（メガロ）が大発生して・・・。
　ある日、突然にゾンビで魔装少女になってしまった歩と、その仲間たちの物語『これはゾンビですか？』その2冊目です。では、さっそく感想。今回もなかなか面白かったです。
　相変わらずこの独特のノリがいい感じですね。とんこつラーメンに弱いメガロとか、アレなメガネとかいろいろと変わったモノが登場したりするのですが、個人的にはなんだかんだで仲の良い歩たちの「家族」っぽさがすごく素敵ですね。結構個性の強い人たちだけど、彼らの掛け合いが楽しい楽しい。
　まとめ。どこかぶっ飛んだ展開と和む掛け合い、それにちょっとだけシリアスの入った不思議な作品。気になるところで終わっているので、今度の展開が楽しみです。