リコリス・リコイル2話

リコリス・リコイル 第2話「The more the merrier」
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 (着ぐるみを見ながら)目立たないとは一体……(笑)。そんな感じで2話です。

 ウォールナットさん、普通に生きてましたね。今回はそのウォールナットの国外逃亡を手伝うお話──なのだけど、その前にOPについて。何だろう、ちょっと独特な雰囲気がありましたね。よくあるサビでゴリゴリアクションする感じでもなく、どことなく大人しめ、あるいは全体的にどこかほの暗い感じがするというか……。ただ、そんな中でもチサトだけはクルクルと表情が動くという。うん、やっぱり不思議なOPです。

 で、本編。これは面白かったですね。車での逃走中のハッキングや、逃走先での襲撃等、いかにも展開ではあるのだけど、個々のアクションが良く動くので普通に魅入ってました。個人的にはカバンに隠れるタキナのシーンが好き。かわいい(笑)。そのタキナだけど、一応「命大事に」は守ろうとしてるみたいですね。ただ、今回はそれが足枷になった部分もあるので、やはり今後もその辺りは問題になりそうです。

 てか、意外だったのは任務が失敗した(最終的には先生の思惑通りだったとはいえ)事ですね。戦闘時のチサトの無双感が強くて、どんな任務でも難なくクリアするイメージがあって……なので、2話にして「失敗する可能性」を見せられたのはビックリしました。でもまあ、思い返せば1話冒頭もチサトが「間に合ったか」は微妙なラインだったわけだけど。

 先生の機転もあり、最終的にウォールナットことクルミはリコリコで一緒に働くことに。や、ドラ〇もんかな(笑)。あと、タキナによるゴム鉄砲によるオチが結構好きだったりします。二人の「え?」に笑った。

 今回はこの辺で。色々と裏で暗躍している吉松シンジや、その依頼を受けているハッカー・ロボ太等、チサト達の正体がほぼバレてる状態なのが怖いですね。特に吉松は元々先生と面識があるようですし……謎のアラン機関の事も含めて気になることだらけです。 

 おまけ……話からするとウォールナットという名前のハッカーは代替わりしてるのかな。老人って感じで話をされてましたしね。

 おまけ2……ミズキ、いくら防弾だからといってわざと撃たれるのは凄いよなぁ。あるいはミズキもまたそういう荒事に慣れているという事なのかも。