ゾイドワイルドZERO46話

ゾイドワイルドZERO 第46話「氷上の端末争奪戦」
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 「私が降伏などすると思うか?」←まあ、思わないなぁ^^; そんな感じで46話です。

 シーガル最後の切り札は端末だったと。いや、シーガルが端末の存在を知っていた事に驚きですね(笑)。ある程度は情報を仕入れていたのかな。あるいは合同軍が降伏を呼びかける際等に’(地球の危機という)情報を伝えていた可能性もありそう?

 とまあ、それはともかく。今回でついにシーガルの心情が少し語られましたね。なるほど、禁固500年を根に持っていたのか……^^; や、まあ気持ちは分からなくはないですね。確かにジェノスピノの作戦が成功していたら帝国もその流れに乗るだろうしなぁ。少なくとも優位には立つように立ち回るはず。

 一つ気になるのは、シーガルの行動(ジェノスピノ侵攻)が帝国上層部の黙認の上でなっていたかどうかですね。もし仮に黙認されていたとしたら、シーガルとしては「切り捨てられた」形になるわけで……まあ、その恨みも分かるというモノです。ただまあ、なんとなくだけど、シーガルの独断だった気がしないでもない^^;

 にしても、最後の端末を人(物)質にして「私の名誉を回復し、帝国共和国合同軍統括の最高司令官として迎えたまえ」と言えるはある意味で凄いですね^^; 仮にそうなったとしても、どういう顔でその立場に立つのだろう……。普通の感覚だったからかなり気まずいと思う(笑)。まあ、合同軍による譲歩案を一蹴するあたりから見ても、色々と暴走状態なのかなという気はします。

 シーガルの件はともかくとして。今回の戦闘シーンは結構好きですね。主役達がひと塊で行動しているのが面白い。シレっとメルビル少尉もスナイプテラに乗ってますしね(笑)。あと、短い描写ですが(戦力的には割とおいて行かれがちな)アイセルとラプちゃんも戦っているのが「仲間」として扱われいる感じがあって良かったです。

 ラストはメルビル少尉の活躍もありシーガルを逮捕。いや、あの狙撃シーンは格好良かったですね。逆光に映えるスナイプテラに、思わず「カッケー」てなりました。

 今回の話で真帝国は今度こそ終了ですね。予告からするとゼログライジスの最終形態が出るらしい。どんな展開になるのか、次も楽しみです。
 
 おまけ……何気にバーンとリュック隊長、今回が初めての絡みなんじゃないかな。ちょっと新鮮です。てか、怪我したリュック隊長の元に全員が集まるとか……リュック隊長慕われてますね(笑)。

 おまけ2……本編後のおまけコーナー。まさかの3人衆に笑った。なんだかんだで憎めない人達なんですよね^^;