デカダンス1話

デカダンス 第1話「ignition」
各話感想、タイトル一覧へはこちらから。
 だいぶ遅くなりましたが、今期新アニメ感想第1弾「デカダンス」です。ちなみに前情報はなし。なので、名前から勝手に刑事モノだと思ってました^^;

 で、感想。これはなかなか面白そうですね。荒廃した世界を舞台に、未知の生物ガドルと戦いながら生きていく人々の話って感じかな。しかも、ガドルは脅威だけど、人々が生きていくためにはそのガドルの持つオキソンというエネルギーが必要、と。あと普通に食用としても食べられてるっぽいですね。なんとなくだけど、ライトノベルの「鋼殻のレギオス」を思い出す雰囲気です。

 タイトルにもなっている「デカダンス」とは移動要塞の事なのかぁ。これはこの世界にはこの1隻しかいないのか、それとも他にもあるのかな? まあ、仮に他にあったとしても、もし遭遇なんてした日には碌な事にはならなそうですが^^;

 他に設定的な話ではギアとタンカーというのが気になりますね。おそらくは戦闘民族ギアと、普通の人間タンカーという括りでいいとは思うのだけど……。「ギアに尽くすのがタンカーの生き方」と言ってましたが、ギアの方が上みたいな上下関係があるのかな。ただ、デカダンス総司令であるミナトはタンカーっぽくも見えるんですよね。この辺り、ちょっと気になります。

 とまあ、それはともかく。登場人物ではナツメちゃんが良かったですね。色々と図太いというかたくましいというか。まさか(自分の)歓迎会を強要するとは……^^; ただ、現状だとナツメちゃんがカブラギにそこまで拘る理由が良くわからないという部分も。あるいは父親っぽさを感じたとかかな? や、カブラギが幾つかは知らないけれど(笑)。てか、てっきりナツメちゃんが主人公かと思ったら、スタッフ欄を見るとカブラギが一番上なんですね。まあ、ダブル主人公な可能性もあるけど。

 ガドルとの戦闘シーンも面白かったですね。いやー、動く動く。敵から奪ったオキソン(エネルギー)を再利用しながら空中を飛んでいる感じかな。その都度武器を回収しながら戦うカブラギが格好良かった。一方で移動要塞デカダンスの戦いはスケールがぶっ飛んでましたね。きっと多くの視聴者が「あ、これはマク〇スだ」と突っ込んだんじゃないかな(笑)。まあ、こっちはキャノンじゃなくてパンチ(?)でしたが。「迎撃形態」と言っていたので、他にも形態があったりするのかな。というか、あってほしい(笑)。

 今回はこの辺で。最後に登場した人(?)達を含めて色々ときな臭さが全開ですね。これからどうなっていくのか、次も楽しみです。

 おまけ……戦いに臨む戦闘員の人達。ノリがちょっと某世紀末な感じでしたね(笑)。