DOUBLE DECKER!7話

DOUBLE DECKER! 第7話「復讐するは、ワリにアレ!」
各話感想、タイトル一覧へはこちらから。
 分ってたけどデリックの扱い悪いよね^^; そんな感じで7話です。
 いやー、サブタイがアレなのに(笑)、中身は良いシリアス具合でしたね。面白かった。今回はダグの話――なのだけど、その前にザベルについて。一応世間的には「死亡」扱いになってるみたいですね。これってザベル側の偽装工作下という事かな。あるいは警察側も一枚噛んでいそうですね。上層部がエスペランサ幹部だった、みたいな展開もありそうです。
 まあ、それはともかくダグの話。死んだ「相棒」は12歳の情報屋の少女パットだった、と。いや、これは思っていた以上にひどい話でしたね。そりゃダグも怒りに燃えるよなぁ。いつもとは違う雰囲気と、それでもなおどこまでも冷静に事を運ぶダグが印象的でした。ただ、元上司の「仲間を巻き込むことになる」に「とっくにそんな覚悟はできています」と答えていたので、てっきりキリル達も関わるのかと思ってました。「迷惑はかけない」とは言っていたけど、まさか本当に全部ひとりで解決するとは。
 今回はボスもいい感じでしたね。「オレは部下のモラルを信じている」が良い台詞です。ちゃんとダグの過去も知っていたみたいですしね。普段はアレだけど、やっぱりいい上司なんだだと思わせます。まあ、事あるとに「たぶんだけど」とつけるのは締まらないけれど^^;
 アクションシーンも良かったですね。無言で駆けるダグが格好いい。にしても、狭い場所での1対多数に、「カウボーイビバップ」を思い出したのは自分だけじゃないはず(笑)。
 そしてラスト。ダグは本当に復讐するつもりだったのかな。あるいは暴発しなくても(わざと)外した可能性もあるんじゃないかとは思うのだけど――ただまあ、なんにせよ一つの区切りがついた感じですね。「暴発すると知ってて引き金を引いたんだよな?」「ええ。わかってました」最後のボスとの掛け合いが印象的でした。
 次回はマックスの話みたいですね。てか、どこかで見たサブタイに笑うのですが^^; ともかく楽しみです。
 おまけ……護身用の銃を渡す話と、それを断る話が印象的でした。4発目までダミーの銃を渡すダグの心情と、さらにそれを断られた時の思いは、色々と想像を掻き立てます。