シンカリオンチェンジザワールド4話

シンカリオンチェンジザワールド 第4話「リョータの本音」
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 ドリルにはドリルだ(笑)。そんな感じで4話です。

 前回の敵を倒したかが不明なこともありタイセイと先生達は敦賀で待機、と。(タイセイの)家族には部活の一環と伝えているようですね。ちょっと気になったのは両親は姉やエルダの件をまったく知らなそうな事。姉がエルダの関係者なら、そして弟でもあるタイセイが同じく関わるなら、ある程度の事情は知ってもらったほうがいいんじゃないかな。

 や、もちろん反対される可能性が高いからこそ秘密にしてるのかもだけど……ただまあ、イナの安否にかかわる話をエルダ側がまったく伝えないのもどうなんだろうと思ってしまう部分はありますね。

 とまあ、それはともかく。タイセイは鉄道関係の話には本当に楽しそうですね。目の輝きが違う(笑)。個人的には大人組がそれを温かく見守っていたのが印象的でした。たぶんだけど大人組も大なり小なり鉄道好きなんだろうなぁ。にしても、タイセイ鉄道の件りは笑った。

 サブタイにもある通り今回はリョータがメイン。本音を言うのを怖がり、いつも笑ってごまかそうとしてしまう。自分でも分かっているのに変われない、そんな悩みを抱えていたと。……自分の心、特に弱さや負の感情はなかなかさらけ出しづらいですしね。ちょっとは分かる気がします。

 ただまあ、シンカリオンに乗れないと分かってる状態で「凄い悔しい」「タイセイができてるのに」等、本音をぶち撒けられても困る気もする。それはそれで周りの空気が最悪になりそうですしね。

 てか、本音を言ったところで何かが変わるわけでもない(適性値の事は分からないので)状況で、本音を言えと迫るマイちゃんは割と鬼の所業なのでは……(笑)。

 そんなこんなで色々とありつつもついにリョータが覚醒。「相手がドリル2本ならこっちは4本だ」と言わんばかりのドリル盛のフォームでしたね。膝のドリルがロマンがあって好き。いつか「ドリルニー」って叫んでほしい。

 今回はこの辺で。タイセイが1話で出来なかった事を2話でやったように、リョータも3話で失敗した逆上がりをラストで成功させたのが良かったですね。二人の成長を感じさせる展開だったかと。次はいよいよアカネに焦点があたるみたいですね。どうなるのか楽しみです。

 おまけ……マイちゃんの強気な幼馴染ムーブが可愛い(笑)。