シンカリオンチェンジザワールド6話

シンカリオンチェンジザワールド 第6話「走り始めた運命」
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 誰も(壊れた)ビルの心配していないのである(笑)。そんな感じで6話です。

 今回はアカネの心情がメインの話でしたね。結局のところ、期待されていないと思い込んで落ち込んでいるのではなく、偉大すぎる兄と比べらることや、両親の期待に応えられないかもしれないことを恐れていたのが本音か。どう頑張っても兄には及ばないという思いから、どんどん負の感情を溜めてしまっていた、と。

 なまじ兄が優しいから余計に自分をみじめに感じてしまったんだろうなぁ。そしてケガをした事が兄から「逃げてもいい理由」になり、でも本当はそんな逃げる自分が嫌で……や、なかなか複雑な感情ですね。たぶんだけど、家族が純粋に心配してることもちゃんと気づいてはいたと思う。
 
 そんな風に兄に対して負の感情を抱えてしまっているアカネと、(同じような境遇の)タイセイの掛け合いが印象的でした。タイセイは本当に姉大好き人間だなぁ。まあ、「相手が近くにいるんだからいいじゃない」は、大分反則級な答えな気も……。そんなこと言われたら黙るしかないですしね。とはいえ、この会話がきっかけでアカネが兄と話をしようとする展開がすごく良かった。……いきなり「嫌い」と言われた兄には同情しますが(笑)。

 そうして自分の本音を話し吹っ切れたアカネがE6こまちの運転手に。高い適性値をもつだけあり、大活躍でしたね。恰好良かった。あと、何気にノー武装でアンノウンを倒していて笑った。昔のシンカリオンがあんな感じだったのかな。

 今回はこの辺で。アカネも仲間になりさらに「名前呼び」も解禁へ。いや、タイセイはずっと「九頭竜くん」「フォールデンくん」でしたからね。この展開はいつかやると思っていたのでにやにやしながら見てました。あとは「マイちゃん(さん?)」呼びをするだけですね(笑)。と、まあ、それはともかく、次もまた新しい運転手が登場する様子。どうなるのか楽しみです。

 おまけ……次回予告を見て、すごい才能を持ったアカネの後に、「天才」の話をするのかと思ったのは自分だけじゃないはず(笑)。