シンカリオンチェンジザワールド9話

シンカリオンチェンジザワールド 第9話「彼の正体」
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 「動物がしゃべってどうするんですかー」まあ、それはそうだよなぁ(笑)。そんな感じで9話です。

 今回は謎の少年が登場する話──なのだけど、その前にイナの過去話について。これはなかなか面白かったですね。メタバースで動物園を作ったものの、それがリアルの動物園に影響することを恐れた人達に反対されて、と。まあ、作中のメタバースのはやりからすると遅かれ早かれ似たような問題には直面しそうですが……。

 と、それはともかく。イナは現実としての問題を理解しつつも、その上でメタバースの動物たちを守ろうと奮闘。「反対するのが私一人だったとしても、最後までたたかってやる」と啖呵を切る姿が恰好良かったですね。まあ、その結果がしゃべる動物達という、なんか色々とぶっ飛んだ方向に行ってましたが……(笑)。

 しかも、てっきり動物達にメタバースならではの個性を持たせることによって差別化を図ったのかと(それはそれで動物園としてはどうなんだろう……)思ったのだけど、もっと直接的に人情に訴えかける作戦で笑った。や、案外感情で動くタイプみたいですね。

 イナの話はこの辺で本編。新運転手シオン登場……うん、これは完全にやられましたね(笑)。基本的に公式のHPもほとんど見ないので、OPにも登場しないキャラの登場に「これはどうなってしまうんだ」とドキドキしてました。そしたらその正体はOPにも登場する女の子のメタバースでの姿だった、と。これまでメタバースでの活動体は本人と同じ姿だったので完全に盲点でしたね。確かにメタバースなら自分の姿を作ることもできるしなぁ。ただまあ、それならそれで「なぜ男の子」の姿なのかという疑問が生まれるわけで、そのあたりは今後判明していく感じになるのかな。

 今回はこの辺で。次はリアルで函館まで行くみたいですね。どうなるのか楽しみです。
 
 おまけ……イナの思い出話で先生達がにこやかに笑っていたのが印象的でした。きっとエルダでも色々と周囲を巻き込んでたんだろうなぁ(笑)。

 おまけ2……コイバナになった瞬間にテンションあがる女子二人に笑った。いやー、女の子だなぁ(笑)。