シンカリオンチェンジザワールド5話

シンカリオンチェンジザワールド 第5話「アカネの憂鬱」
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 君(アカネ)、CMの時と違くない(笑)。そんな感じで5話です。

 冒頭、なんでアカネがいるのかと思ったらグループ研究のためだったんですね。誰にも声をかけず、さらに声をかけられず、それでも一人で泰然としていられるのは実はそうとう肝が据わっているんじゃ……(笑)。

 とまあ、それはともかく。せっかく3人で組むことになったのに、アカネはつれない態度でしたね。大宮の鉄道について熱く語るタイセイに対して「それのどこが面白いの?」と冷淡な反応。最終的には自分ひとりでやると宣言。うーん、なかなかにこじらせてるなぁ。雰囲気からすると色々と投げやりになってる感じなのかな。

 そのアカネ。家族全員がアスリートのエリート一族でアカネもまた将来を有望視されていた。だけどケガをしてしまい、(アカネ目線では)家族から期待されたくなったと思っている、と。まあ、兄の反応を見るに期待されてないのではなく心配されるだけな気もしますね。家族としてもケガしてる人間に「期待してる」とは言い辛いでしょうし……。
 
 まあ、たぶんアカネも家族そのものに悪感情や劣等感を持っているわけではないんだとは思う。家族と比べられた時に「自分が期待に応えられない」という状況にいら立ちを感じてるんじゃないかな。なので、このあたりの悩みは本人の気持ち的な部分が大きそうです。

 話は変わってバトルシーンへ。や、動きもあってなかなか見ごたえがありましたね。個人的には(ゲームという得意分野だったとはいえ)リョータが思いのほかちゃんと考えて戦っていたのが印象的でした。二人の連携が恰好良かった。

 二人の活躍でアンノウンは撃退。ただし、まだ襲撃は続きそう、と。一方でアンノウンの攻撃でケガをしてしまったアカネ。予告からすると一気に仲間になりそうですが果たして……。どうなるのか次も楽しみです。

 おまけ……「まるで先生みたい」「先生だ」リョータと先生の掛け合い。お約束だけどこういうの好きですね。

 おまけ2……派手な出撃をするエルダ輸送機、絶対誰かに見られてると思う(笑)。