バカとテストと召喚獣(5) 井上堅二 ファミ通文庫 2008年11月12日
- 作者: 井上堅二,葉賀ユイ
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2008/11/29
- メディア: 文庫
- 購入: 8人 クリック: 52回
- この商品を含むブログ (125件) を見る
姉、帰る。気ままなひとり暮らしを満喫していた明久の前に、姉である玲がやってきた。母親からの刺客で 明久の生活態度をチェックするためだった。こうして明久の怠惰で自由な暮らしは一転、恐怖の減点法監視生活になり……。
「バカとテストと召喚獣」通算6冊目です。さっそく感想。とても面白かったです。やっぱりこのシリーズは好きですね。
そんなわけで今回は明久の姉登場の巻。明久をもってして非常識といわしめるその性格が素敵。明久を精神的に追い詰めていく展開が楽しい楽しい。○○ごっごって(笑)。
その他の展開も良かったですね。頑張って勇気を出した美波のあれな結果とか、秀吉のお風呂とか、最初から最後まで楽しめました。あー面白い。これからの展開にも期待です。
印象に残った台詞(以下反転)――「色々とありがとう。僕――姉さんのこと、大好きだよ」――明久の台詞です。おバカなところばかり目立つけど、こういうことを面と向かっていえるんだから、明久はいいヤツだなーと思った台詞です。そのあとの玲とのやり取りも良かったです。