命じて!服従フロイライン(4)

命じて!服従フロイライン(4) 庄司卓 ファミ通文庫 2010年2月12日

命じて!服従フロイライン4 (ファミ通文庫)

命じて!服従フロイライン4 (ファミ通文庫)

☆☆☆☆☆☆
 夏休みも終わりに近づいた時期。健児たちは登校日に学校へ来ていた。そこでクラスメイトである柏木の発案で実山で肝試しをやることが決まり。しかし、その肝試しの裏にはある人物の思惑があり……。
 「命じて!服従フロイライン」4冊目にして完結巻です。今回もなかなか面白かったです。
 まず、今回で最終巻というのが少し驚きでした。てっきり もっと続くものかと思っていました。
 それはそうと、やっぱり最後もまったりした雰囲気でしたね。登場人物たちの掛け合いが楽しい。白弓は、やっぱり天然なんだ(笑)。
 ストーリーのほうは、最終巻なのでいろいろと裏で動いていたことが明らかになりましたね。ただ、最後のほうは「彼女」の行動がちょっと突然な感じも受けました。
 まとめ。シリーズと通して、すごく盛り上がるといった展開とかはないのですが、まったりとした独特な雰囲気や、梅花のツンデレっぷりなどを堪能できた作品でした。