グロリアスドーン(9)

グロリアスドーン9 ぐるぐる! 庄司卓 HJ文庫 2009年10月1日

グロリアスドーン9ぐるぐる! (HJ文庫)

グロリアスドーン9ぐるぐる! (HJ文庫)

☆☆☆☆☆☆
 広大たちをさんざん振り回した、自称「bioクラフトの姫」ラヴィー。ある日、彼女は突然姿を消してしまう。ティセは「お友達」であるラヴィーを捜すために行動を開始する。そして、明かされる真実とは――。
 bioクラフトのティセとその契約者広大、そして仲間たちが活躍するスペースラヴファンタジーグロリアスドーン』その9冊目です。今回もなかなか面白かったですね。今まで「アイキャッチ(短編)」のほうで活躍していたラヴィーたちの話の完結編といった感じかと。
 相変わらずネタ満載のまったりとした雰囲気が楽しいですねー。宇宙経理あーちゃんって(笑)。
 いっぽう、メインのストーリーのほうは、いろいろと明らかになっているようで、そうでもないような……。いまひとつ理解しきれてない部分があったり。個人的にはペンデュラム財団の目的が明らかになったときの「彼女」の言葉がきになります。……いろいろと忘れているので今度読み直してみるかな。
 それはともかく、これから終盤とのことなので、どうように展開するのか、続きも楽しみです。