魔法の材料ございます

魔法の材料ございます ドーク魔法材店三代目仕入苦労譚 葵東 GA文庫 2009年8月31日

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 その店の名前はドーク魔法材店。いまから約30年まえに英雄と呼ばれる魔導師が創業した店だった。しかし、現在の店主−3代目が店を継いでから、そのぐーたらな性格で店の経営は傾き借金にまみれていた。その店ではたらくサシャの働きもあってか、なんとか立て直しの方向へ向かっているが、三代目はあかわらずのぐーたらで、今日も予約の入っていたドラゴンの鱗を別の人に売ってしまっていた。怒ったサシャが買い戻してくるように言うと、3代目はなぜか金髪の少女を連れて戻ってきて・・・。
 今回がデビュー作となる葵東先生の『魔法の材料ございます』です。では、さっそく感想。これは、悪くはなかったのですが自分にはちょっと合わなかったですね。
 ストーリーは、三代目が謎の金髪の少女リア=メイに、半ば強引にドラゴンの鱗をとりにいかされるお話かと。個人的に、このリア=メイがダメでした。基本的に三代目の話を然聞かないし、その言動とかに傲慢さが感じられて、どうにも好きになれなかったです。
 そんな感じで、どうにも乗り切れませんでした。