Fairy gone8話

Fairy gone 第8話「舞台そでの笛吹き」
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 最初から壁を壊せばいいのではと思ったのは内緒です^^; そんな感じで8話です。

 うーん、「思っていた以上にあっさり終わったな」というのが正直な感想ですね。や、てっきり式典が一つの山場となると思っていたのだけど……。

 結局のところ今回の暴走事件はハンスの右腕的存在のデッドの仕業だったという事みたいですね。国に冷遇されて居場所を奪われた父親の復讐が目的だったと。で、そのデッドに協力(?)していたのがアーケイムだったという感じかな。

 一つ気になるのはそのアーケイムの目的ですね。本当にゴルバーンの命を狙っていたのか――いや、あからさまに怪しい(笑)ハイブランツ公の(首相を守ろうとした)動きからすると、殺す気はなさそうでしたが……笛を持っていた人が(少なくとも)もう一人いるはずなので、たぶん「暴走を起こした」事が重要だったんじゃないかなぁ。どちらにせよデッドは捨て駒にされそうですが……。

 ハイブランツ公=アーケイム(ウルフ)と繋がりがある。さらに軍部省とも親密な関係という事で――今回の「暴走」を起こした事を妖精省の落ち度にする算段なんじゃ――というのが現時点での個人的な感想です。ちなみに、レイドーンが動かなかったのは、ゴルバーンが助かること(ハイブランツ公の企み)を知っていたからだと思う。まあ、レイドーン自身が何を考えているかはまだわからないのですが。

 デッドやハンスの涙は、話としてはわかるのですが、あまり感情移入できなかったかなというのが本音ですね。二つの話が平行していたこともあってか、ちょっといきなりすぎた印象はあります。

 とまあ、8話の感想はこの辺で。次回はまた新しい話に突入するのかな。雰囲気からすると戦闘回っぽいですね。ともかく次も楽しみです。

 おまけ……ところでこの作品、皇帝陛下が出てくることはあるのだろうか(笑)。ちょっと気になります。

 おまけ2……マーリヤの「ロバートさん」呼び。ちゃんと有言実行するのがかわいい。と、同時にフリー。すごく格好つけてたけど、今まで言い出せなかったのを、マーリヤに便乗してようやく言えたようにしか見えなかったのは気のせいじゃないはず^^;