刀使ノ巫女22話

刀使ノ巫女 第22話「隠世の門」
 「初めからこうなることは、わかっていなかったんでしょうね」←散々な言われようだ^^; そんな感じで22話です。
 ついに本体と繋がったタギツヒメ。そして当然のように捨てられるユキナさん^^; その場で斬られなかったのは、(タギツヒメの)せめてもの情けだったのかな。
 で、そのユキナさん。「一人」になるのを恐れるあまり誰かに依存してしまう性格だったということかな。本来はとても臆病な性格で、その裏返しで高圧的な態度をとっていた、みたいな。ただまあ、ゆかり様がいなくなったから、すぐに次はタギツヒメに仕ようとなるのがイマイチわからない部分ではありますね。しかもゆかり様への態度も急変しているし。相手は誰でも良かったという事なのかな。なんというか(ユキナさんは)他人に依存するわりには、自分しかみていないって感じで、その言動とかでネタとして見るには面白い人ではあるのだけど、魅力的かと言われたら「うーん」となる、というのが本音だったりします。
 一方で、そんなユキナさんに付き従うヨミの過去も少し。雰囲気からすると御刀に選ばれなかったところをユキナさんに拾われたという感じかな。ユキナさんが自分の事をなんとも思っていないと理解していても、それでもなお彼女のためその全てを振るうのが切ないですね。本当に一途だ。最後は少しだけ報われたのかな。
 味方のメンバーが多いこともあってかなみちゃん(とゆかり様)以外は「その他大勢」になっちゃうかなーと思ったのだけど、ここにきてさやかちゃんに見せ場が。1話を彷彿とさせる戦いかたが良かったですね。そしてなにより「そんな魂のこもってない剣じゃ、なにも切れない」の言い方が格好良すぎる。思わず「おお」ってなりました。
 そしてラスト。ひよりちゃんが復活。や、意外とあっさりでしたね。てっきり最終話くらいまでかかると思ってました。ひよりちゃんも戻って、みんなが万全の状態でもう一度タギツヒメと戦うことになるのかな。どんな風になるのか、これからも楽しみです。
おまけ……なんでか、ゆかり様が地面を割るシーンが好きだったりします(笑)。格好良かった。