刀使ノ巫女20話

刀使ノ巫女 第20話「最後の女神」
 (CMの)ゲームでもエターナルは再現度100%に笑った。そんな感じで20話です。
 ここに来て綾小路学長の理由が判明。ようはずっと罪悪感に苛まれていたということかな。20年前の大災厄で人間のもろさを知り、それを克服したくてゆかり様の研究を手伝っていた。しかしすべてはタギツヒメの手の内だった、と。うーん、ゆかり様がタギツヒメと融合していた事は知っていたのかな。1部の時に静観していたので、ある程度は気づいていそうですが……。にしても「さばかれにきた」というのは、結構無責任な話ですよね。
 そんな綾小路学長とヨミの会話が印象的でしたね。「醜く歪んでいても、この生き方を選んだのは私たち自身」の私たちとはユメちゃんの事も入っているのかな。ユメちゃんもまた自分でその選択をしたのだから――前にマキに「ユメは幸せだったか」云々言われたときに、「ええ」と答えたのはそのあたりが影響してそうです。マキ達がユメちゃんに抱いている感情はある意味では「同情」ともとれますしね。案外ヨミが一番ユメちゃんの事を理解しているかも。
 で、そんなヨミだけど、今回で退場になっちゃうのかな。個人的にはもっと活躍しているところが見たいなぁ。彼女の「理由」もまだ完全には明らかになっていないですしね。
 一方でゆかり様。てっきり力を失っていると思っていたので、普通に戦えるのにびっくりしました。てか、ゆかり様の御刀ってどうなってるんだろう。タギツヒメが持っているのとは別物?それとも増えてる? 実はこのあたりあんまりわかってなかったりします^^;
 歩ちゃんとの戦いも決着なのかな。正直、歩ちゃんはそんなに印象に残っていないんですよね。かなみちゃんの言う「剣術が好き」も、視聴者的には「や、どっちかというと、ただのかなみちゃんのファンじゃないかな」って感じですし^^; もう少し掘り下げてほしかったな、というのが本音です。 
 ラストはヒヨリちゃんとイチキシマヒメが融合。OPがこのことの示唆だったんですね。この融合とはヒヨリちゃんだからできたのかな、それとも誰でも良かった? すこし気になります。ともかく、これからどんな展開になるのか、次も楽しみです。