お知らせ

 すみません。自分のミスで、現在本家のほうの更新ができない状況になっています。なので、本家が復活するまではこちらに感想を載せていこうと思いますm(__)m

 「獅子の玉座<レギウス>(2)」マサト真希
 ☆☆☆☆☆
 王領アクィタニアへと逃れたレオンとアリアン。この地で、レオンは養父ハイレディンに関する驚愕の噂を耳にする。一方、同盟を盾にとられたアリアンは、大国の老皇帝と結婚を迫られて・・・。
 また、そのころユーサー皇子は皇姫エンジェリナと結託しダルディス皇国掌握に乗り出す。

 祖国の復興を願う少女アリアンと傭兵レオンが活躍する『獅子の玉座<レギウス>』その2冊目です。これはまずまずな面白さでした。
 
 今回はちょっとしたすれ違いからアリアンとレオンの関係に溝が・・・といった感じのお話がメインのひとつだったかと。アリアンとレオン、この2人本当に素直じゃないですね。大切に思おうから不安になり、不安になるからたった一言が言えない。そんな2人をハラハラと、そしてほんの少しだけ苛立ちを感じつつ読んでいました。

 それはそうと、これは自分の理解力とか記憶力の問題でもあるのかもしれませんが、序盤の展開についていけなかったですね(主にどういった話だったかを思い出せなかったため)。なので、贅沢を言えば序盤のうちにもう少し状況を整理して欲しかったです。

 まとめ。色々と忘れてしまった部分があって、その辺で若干戸惑ったりしましたが、重厚な展開で最後まで楽しめました。とりわけメインの2人の心情が丁寧に描かれていた作品でした。これからどういった展開をむかえるのか、楽しみです。