水星の魔女2話

機動戦士ガンダム 水星の魔女 第2話「呪いのモビルスーツ」
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 グエル先輩、呼び出しがなかったら自分で直しにきたのかな(笑)。そんな感じで2話です。

 「これはガンダムですか?」「いいえ、これはガンダムではありません」←要約すると今回はこんな感じの話でしたね(笑)。スレッタの入学した背景がちょっとは見えてきたかな。

 スレッタを支援(学園の入学やエアリアルを制作)してるのはシンセイカイハツコウシャという会社で、その会社は末端ではあるもののベネリットグループに所属している、と。で、スレッタとエアリアルを送り込んだのは、その技術の売り込みだった……少なくとも表向きはそういう事であってるはず。や、これは、何も知らないスレッタはちょっと可哀想かも。企業側はおそらくエアリアルが問題になることは分かっていたはずでしね。

 あと、仮面の人ことレディ・プロスぺラは素直に見るならばスレッタママっぽいけどどうなんだろう。ちょっとメタいけどCVも同じだしなぁ。まあ、(機械の)右腕の事も含めてミスリードの可能性もあるけれど。また、仮にスレッタママだとして、その目的も気になりますね。一応、過酷な水星での生活のために支援を求めてると言ってはいたけど、プロローグからすると「復讐」に走ってもおかしくはないですし……。

 それはそれとして、前々からアーシアンとスペーシアンという言葉が出ていましたが、これはガンダムシリーズでいう「アースノイド」「スペースノイド」の事でよさそうですね。現状だと地球生まれ事アーシアン側が下に見られている感じか……露骨な嫌がらせもあるみたいですし、この辺りの問題もピックアップされそうですね。

 にしても、ミオリネも割と面倒くさい性格をしてるというか、結構なひねくれ者ですね(笑)。環境のせいもあるんだろうけど、素直じゃなかったり、ツンケンしていたりと、学園での周りからのあの扱われ方は本人にも問題がありそうな気はする。そんな彼女が、今回スレッタの為に動いたのは、彼女の持つ責任感を思わせますね。根は良い子なんだろうな、と。

 てか、今回一番の問題児ぶりを発揮したのはデリングだったような……。だいぶやりたい放題でしたしね。ミオリネの王様発言を否定しないのあたり、なかなかぶっ飛んでる人物なんじゃないかな。プロローグだと「極端な思考のヤバイ人」だったのが、今回は「王様気取りのヤバイ人」みたいな感じになってましたね。いや、自分で決めたルールですら変えてしまうのはなあ。あるいは、それが分かってたからこそ、グエルパパは1話で暗殺しようしたのかもですね。

 そんなこんなで裏で色々とあり、スレッタの知らぬまにまた「決闘」をする事になり──サブタイトル的にはグエル先輩の活躍が見れそうですね。果たしてどうなるのか、次も楽しみです。

 おまけ……「では、読みます」淡々と読み上げる護衛(?)の人に笑ってしまった。