結城友奈は勇者である3 3話

結城友奈は勇者である 大満開の章第3話「小さな幸せ」
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 ボールペンを電柱に刺すんじゃない(笑)。そんな感じで3話です。

 今回も芽吹たち防人サイドのお話。最初に植えた苗が枯れた時は、てっきり失敗したのかと思ったのですが、まさかの二段構えだった(笑)。と、それはともかく。ややダイジェスト気味ではあるけど芽吹達の過酷な状況が描かれてましたね。精霊バリアもないわけで、帰還後やめていく人達がいるのも無理ないよなぁ。むしろ、ここまで死者0で来てるのが凄い。

 戦闘シーンではもう一人のシズクも登場。分かってはいたけど男前ですね。蛇腹剣(?)がカッコイイ。あと、星屑に追い回されてるミロクさんのシーンがコミカルで好きかも。……うん、嫌なモテキだ(笑)。

 それにしても、芽吹の口からやたらと「消耗品」「使い捨て」という単語が出るのが印象的ですね。まあ、勇者の戦いの実態を知らないので「自分達が勇者と違ってないがしろにされている」と感じるのは分からなくはないかな。実際、被害を想定しての作戦っぽいですしね。ただまあ、大赦としても「選択肢」がないんだろうなとは思う。たぶんだけど、大赦の人(先生)がずっと矢面に立ってるのは、大人としての責任感(あるいは罪悪感)があるからなんだろうなぁ。その内情を考えるとなかなか辛い。

 話は変わって……後半はデート回。や、なんかすごい声がしたぞ(笑)。芽吹のいきなりの落差に驚いたのは自分だけじゃないはず。そして亜耶ちゃんが天使だった。かわいい。ただまあ、後の展開を考えると「休暇」ってそういう事だったんだろうな……。

 ラストは亜耶ちゃん(を含めた巫女達)を生贄にする奉火祭へ。しかも植えた苗の回収まですることに。ここからの展開は分かってはいますが、東郷さんの件を芽吹がどう感じるかは気になりますね。何にせよ次も楽しみです。
 
 おまけ……スズメ視点の勇者部が楽しかったですね。東郷さんが相変わらずだった(笑)。

 おまけ……芽吹のミロクさんの扱いに笑った。ほんと、良いキャラしてますね。