ディーサイドトロイメライ ３話「フェイクフレンド」
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（イブサキさん改めエリちゃん）その格好で学校にいくのか……（笑）。そんな感じで３話です。
今回はレナの加入回。色々と書きたいことはあるけど……まずは、乗り気じゃないレナを勧誘するリュウヘイとのやり取りかな。や、2話でも思ってたのですが、この二人の掛け合いが結構好きなんですよね。フランクだけど互いの信頼を感じさせるというか、見ていて素直に良い関係だなぁ、と。
そういえば、回想でリュウヘイの兄の死亡原因が判明しましたね。てっきり怪異か何かに巻き込まれたのかと思ってたのだけど、まさか（リュウヘイの目の前で）直接何者かに刺されていたとは……1話後の予告でダイイングメッセージと言っていたのが違和感だったのですが、これで納得です。にしても、これはリュウヘイにとってトラウマになるよなぁ。
そのリュウヘイ兄。少し気になったのは、ジェシカやトリスとは面識はないのだろうか、という事。今の所そういう素振りはなさそうなので、おそらくないんだろうなとは思ってるのだけど……でも、だとしたら、どういった経緯で裏の世界（？）と関わったのかな？ トリスみたいのが他にもいるとか？ あるいは偶然何かを見てしまって狙われてた？
うーん、これはまだ妄想レベルだけど、案外敵サイド出身の可能性もあるんじゃないかな。所謂「裏切り者」的な感じで。てか、そもそもダイイングメッセージがリュウヘイに向けたものだったなかも現状だと不明ですね。わざわざ弟を巻き込む理由もなさそうですし……。
まあ、リュウヘイ兄の事はこの辺にしてストーリーについて。今回も面白かったですね。いじめを受ける日々の鬱屈からソルニウムドロップに手を出したトモミ。憧れ、羨望の対象だったはずのレナへの思いが歪んでいき……いやー、トモミが怖い怖い。（ドロップの効果があるとはいえ）ある種の被害妄想からどんどん暴走する姿は狂気に満ちてましたね。中でも、レナに対して言った「あんたみたいなクズに～～」の件りは思わず「うへー」ってなりました。言ってもいない事を「言った」とされたら、そりゃレナも困惑するよなぁ。
そしてレナの過去と覚醒──自身もまたいじめられていた過去を持っていて、誰も信じられなかった時、本気で助けてくれた相手がいた。いや、これは短いながらも良かったですね。お節介焼きの彼女の、その源泉を見た気がします。覚醒したその矛先（怒り）をトモミではなく、トモミの弱った心に付け込んだ相手に向けるのがなんとも「らしい」ですね。……にしても、正直トモミは落ちるところまで落ちた印象だったので、このままデザリアになる展開だと思ってました。ちょっと意外だったけど、後味が悪くならずにすんだので、これはこれで。
今回でメインのキャラが皆覚醒。次はアルトがメインかな。考えてみれば当たり前だけど、ノッカアップ＝悩みや問題がないってわけじゃないんですよね。果たして、どんな展開になるのか次回も楽しみです。
おまけ……リュウヘイのおごりで食べまくる三人に笑った。
おまけ２……レナについて。２話といい、３話といい、様子のおかしい相手を見つけてお節介を焼く姿は完全に主人公ポジションだと思う（笑）。
