ラブライブ!スーパースター!!2話

ラブライブ!スーパースター!! 第2話「スクールアイドル禁止!?」
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 ラッパー(?)から突然素にもどるのは反則だと思う(笑)。そんな感じで2話です。

 出だしのクゥクゥちゃんの顔芸に笑った。「さあ、やるぞ!」ってなってから出鼻をくじかれるのはラブライブの伝統ですね。まあ、ここで出来ないなら他の学校に行ってスクールアイドルをやる、ってなるのは大分ぶっ飛んだ思考な気がしますが(笑)。「私はかのんさんとスクールアイドルを始めたい」と言い切る辺り、それだけカノンとの出会いが大きなモノだったんろうなぁ。

 にしても、ハヅキさんが頑なですね。音楽を重視する学校だからこそ生半可な活動を認めない、というのは分からなくはないけれど、かといって部活の申請を独断で却下するのはやりすぎだよなぁ。周りの評判や理事長とのやり取りからすると、あくまでスクールアイドルに関してのみ色々と含む所がある感じなのかな。うーん、まだわからないけど、理事長の事も合わせて複雑な家庭事情を思わせますね。

 そういえば、その理事長だけど、「普通科の生徒が」とか「レベルはどうあれ」等、どことなく「普通科」を下に見ている印象を受けたのは気のせいかな。カノン達に出した課題も部活を認める話の規模からすると、いきなり1位になれというのは無理難題を吹っ掛けたのを同じなんじゃ……本気で認めるつもりはないとも捉えられそうだけど果たして。いやまあ、これでこちらの邪推だったらごめんなさいなのだけど(笑)。

 と、それはともかく。目標も決まり、チィちゃんの協力も得ていよいよ練習スタート──なのだけど、クゥクゥちゃんが運動音痴だったとは。まさかまさかの展開でしたね。そりゃカノン達も「うそでしょー」ってなるよなぁ(笑)。とはいえ、そんな彼女が練習を重ねて体力をつけてダンスもできるようになるのが良かったですね。家での筋トレや早朝マラソン等、その本気度が伺えます。

 一方でクゥクゥちゃんのノートを元に曲作りに励むカノン。曲作りのためにギターを弾いている時の、真剣な表情が凄く印象的でした。また、色々言いつつも何だかんだで家族達が見守っているのも良かった。

 そして遂に曲が完成。人がいるから恥ずかしいというカノンに「ここで、歌ってくれませんか?」と言うクゥクゥちゃん。カノンのトラウマの事をちゃんと考えてるんだなぁ、と。あるいはカノンの不安を感じ取っていたのかもしれないですね。おそらくだけど、「響かせましょう」と率先して大きな声を出したのも、カノンの緊張を和らげるためなんじゃないかな。

 そしてEDで曲披露へ──って、ここで見せちゃって代々木フェスは大丈夫なのかな(笑)。や、何というか、割と先行き不安というか……このまますんなり行かなそうな気配があるんですよね。案外、代々木フェスで一波乱あるんじゃないか疑ってる自分がいたり。まあ、そこまで深刻な事態にはならないとは思いますが。何にせよ、これからどうなるのか次の展開が楽しみです。 

 おまけ……「家はどこらへんですか?」「ここです」「そうでした」クゥクゥちゃんとカノンの台詞。テンポが良くてちょっとツボに入ったやり取りでした。

 おまけ2……ちらっと登場した金髪ちゃんことスミレちゃん。性格とかも全然わからないけれど、とりあえず「残念な子」なのは分かった(笑)。