バック・アロウ15話

バック・アロウ 第15話「仕組まれた動乱は何を生むのか」
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 アタリ―とエルシャは相部屋なのかー。そんな感じで15話です。

 ついにルドルフ卿が動きましたね。それもだいぶえげつないやり方で。リュート国民を都合よく扇動し、フィーネの失脚を狙う、と。いや、まさか普通に犠牲者が出るような展開(描写)になるとは思ってなかったですね。姫様自身の民を思う気持ちは本物なだけになかなか辛いモノがありました。

 にしても、政務卿達もルドルフ側につくのかー。これまでの描写からすれば、姫様への忠義は確かにあったとは思うんですよね。まあ、国を思えば仕方ない判断ではあるのだけど……嫌いではなかったので、ちょっと残念と思ってしまった。まあ、今後また味方になる可能性はありそうですが。

 今回は完全にルドルフ卿の一人勝ちって感じでしたね。ただ、このタイミングでわざわざ姫様を排除しにいった理由はなんなんだろう。また、グランエッジャ陣営をどうするつもりだったのかも気になります。姫様と共謀したという形にはしてたけど……? うーん、あるいはグランエッジャによる姫様の保護も想定のうちなのかも? まあ、その思惑はわからないけれど、ともかく強敵誕生なのは間違いないですね。
 
 一方でリュート国の騒動を知らない(時点の)グランエッジャ陣営。5人でささやかなパーティをしてるのがちょっと好きだったりします(笑)。乾杯にちゃんとシュウビが参加してるのがなんだか良いなーと。本当の意味でエッジャ村の一員になった瞬間なのかも。
 
 好きといえば相部屋でのアタリ―とエルシャの掛け合いも良かったですね。自分が足手まといだと落ち込むアタリ―に「なんですぐ自分を下に見るの?」と優しく諭すエルシャが素敵だった あと、単純に絵面が可愛い(笑)。ちなみに、アタリ―が悩んでいる「私に出来る事」は、今回の出来事でなんとなく見えてきた気もするのだけど、実際はどうなんだろう。
 
 姫様のピンチはアロウ達が駆け付けた事でなんとかなったわけですが、その陰で先生がまさかの退場を……OPにいなかったから嫌な予感はしてたんですよね。好きなキャラだったので結構ショックかも。ただまあ、正直な感想を言うと「あっさりだったな」というのが本音でもあります。こちらが勝手に(先生は)もっと活躍するだろうと思っていた部分はあるんですが、それにしてもこうも簡単に退場するとは……。「すぐにワッパーをはずしておけば」と思ってしまうのは仕方ないと思う。
 
 今回はこの辺で。グランエッジャがついに建国宣言してましたが果たして。予告からするとレッカ国に行くみたいですね。どうなるのか次も楽しみです。
 
 おまけ……ディソナンザがアロウを襲撃したのは、ムガのコピーを取るためだったのかな? ちょっと気になります。

 おまけ……ルドルフ卿、肩でワインを飲むのは卑怯だと思う(笑)。