バック・アロウ12話

バック・アロウ 第12話「誇りも積もれば芥となるか」
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 (市民の)ものすごい手のひら返しを見た気がする(笑)。そんな感じで12話です。

 前回でもちらっと出ていたシンネンシ等の補足説明がありましたね。個人的に気になったのは「ブライハイトの破壊で登場者の精神も破壊され肉体もあわせてシンネンシとなって散ってしまう」という件り。

 これって、考え方によっては元々この大地にすむ人達は常にシンネンシ(ナノマシン)の影響を受けている可能性があるんじゃないかな。もっと言えば元々の肉体が既にシンネンシで出来ているなんて事もありそう? てか、信念を持たないアロウがブライハイトを顕現できるのを思うと、本当に「信念」を感知してるのかも疑問かも。まあ、この辺は考えるとキリがないのでここまでで。

 そういえば遂にアロウ達に「技名」が付きましたね。これまであからさまに(技を叫ぶ展開を)避けられていたので気になってたんですよね(笑)。や、作戦の為の理由付けは面白い。まあ、本音を言えばもっと前から「必殺技」は欲しかったですが。

 それはともかく。今回はカイ将軍とレンの二人がメインでしたね。シュウビに妄執するあまり自分を見失ったカイ将軍。一方のレンはレッカ皇帝の戯れ(?)もありパワーアップを果たす。……うん、とりあえずレンの中のシュウビ像が酷かったですね(笑)。すごい邪悪な存在と化していたような……。

 レンの発破によりカイ将軍復活。いやー、まさに王道って感じでしたね。まあ、若干「二人の世界」に入りすぎていて、見ていてちょっと笑ってしまった部分はあるのだけど(笑)。とはいえ、二人の掛け合い自体は結構好きだったりします。

 まさかのブライハイト合体により飛行能力を得たカイ将軍。対峙するアロウは怪我の影響もあり異変をきたし……という所で次回へ。戦力差的にリュート側はかなり追い詰められてますが、これからどうなるのか次も楽しみです。

 おまけ……今更ですが、武人肌のレッカ皇帝はシュウビをどう評価してんだろう。

 おまけ2……エルシャの覚悟を知り自身もバインドアッパーを求めるビット。その思いを一蹴するシュウビ。やや頑なに思える態度が少し気になりました。

 おまけ3……完全復活を遂げたカイ将軍を見て笑みを浮かべるシュウビが印象的でした。