ラブライブ!虹ヶ咲学園11話

ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 第11話「みんなの夢、私の夢」
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 カナタ先輩がカリン先輩に張り付いてるの珍しい(笑)。そんな感じで11話です。

 冒頭、生徒会への申請から始まったから、もう夏休みが終わったのかと思った。そういう訳ではななかったんですね。てか、セツナちゃんの〇司令みたいなポーズは一体……(笑)。

 今回の主役とも言える二人の事は後で書くとして、いよいよフェスに向けて色々と動き始める回でしたね。場所探しシーンが結構好きだったり。ラブライブ伝統の画面下からのアングルは健在でしたね(笑)。後、エマチャンが一人だけ大きいサイズのジュース飲んでいて笑った。また、ユウちゃん+メンバーという組み合わせも印象的です。

 東雲や藤黄との打ち合わせは綾小路さんが良いキャラしてましたね。突然の「顎くい」はカリン先輩流の意趣返し(?)なのかも? にしても、これ、描写の上では2校だけですが、実際は色々な学校に声をかけてるのかな? や、というのも、今回で思っていた以上に大きな話になったので……案外、都内のスクールアイドルを全部巻き込んだ形になるのかなぁ、と、

 難航していた会場探しがファンの人達の思いからヒントを得て決まるのが良かったですね。同時にライブの全体象も見えてきた感じか。スクールアイドルだけじゃなくて、ファンを含めたスクールアイドル好き皆で作るお祭り──これまでのラブライブシリーズとは違う、見る側の視点がある虹ヶ咲ならではの展開ですね。

 さて、そうやって色々な事が順調に決まっていく中、一人だけ表情を曇らせていくのが歩夢ちゃん。少しずつ溜まっていった感情がついに爆発……。「嫌っ」と、侑ちゃんの言葉を遮る姿が悲痛だった。「私、侑ちゃんだけのスクールアイドルでいたい」「だから、私だけの侑ちゃんでいて」等その思いが切ないなぁ。いや、まさか歩夢ちゃんがここまで思いつめるとは思ってなかったですね。

 だた、改めて思い返すと最初からずっと「侑ちゃん」ありきで行動しているんですよね。1話のラストで勇気を出したのも、同好会の解散にショックを受けていた侑ちゃんを思っての行動でしたし……。また、その時のライブ曲も「貴方に思いを伝える」歌だったりと、ある意味でずっと一貫していた態度だったよなぁ、と。

 ここ数話で歩夢ちゃんだけ具体的なライブのビジョンが描けていないのも、「侑ちゃん」しか見えていないからと言えそうですね。同時に「侑ちゃんだけのスクールアイドル」は、たくさんのファンを相手にするスクールアイドルとしては異端すぎるわけで……果たしてどういう形で決着がつくのか、すごく気になります。たぶん、ユウちゃんの語ろうとした「夢」が色々と重要な意味を持ちそうですね。あと、それとは別に、歩夢ちゃんの思いを聞いたユウちゃんが何を思うのかも気になるところです。なんにせよ、どういう話になるのか、次も楽しみです。 

おまけ……「アイドルの形をしたクッキーを食べるのか……」と思ったのは自分だけじゃないはず(笑)。

おまけ2……「優木せつ菜」ファンになった副会長。勘違いはお約束ですね(笑)。そして、ファンだと言われて思わず口を出しちゃうセツナちゃんがかわいい。

おまけ3……ユウちゃん、夏休みの宿題は最後にやるタイプだった。いや、これ絶対歩夢ちゃんに手伝ってもらってるでしょ(笑)。なんだか目に浮かぶようです。